7時30分起床。
1コマ目はアクティング。
この日の最初のペアは、僕とキンバリーだった。
僕の設定は、
「拳法と殺陣ができることを条件に映画出演の話が舞い込み、勢いで『できます!』と答えてしまう。翌日のオーディションへ向け、自宅で必死に稽古をしている。」
浴衣に着替え、夢中で型の練習を始める。
そこへ、喜びを抱えたキンバリーが帰ってくる。
最初の数分は、とても良かった。
自然につながり、お互いに反応できていた。
ところが途中から、僕のいつもの課題が顔を出す。
キンバリーが少し苛立つ。
それでも僕は苛立たない。
相手の不満が少しずつ大きくなっても、僕はどこか慎重なまま。
ジミーが止める。
「言葉を使うな。声だけでやってみよう。」
「アー。」
「ウー。」
それでも僕の中にマイナスの感情は生まれない。
結局、そのまま止まってしまった。
ジミーは静かに言った。
「カツ。君は慎重すぎる。もっと自分を出さなければいけない。」
悔しかった。
でも、この日は一つだけ大きな収穫があった。
僕は相手がポジティブな感情を向けてくると、そのまま全力で受け止められる。
ところが相手がネガティブな感情をぶつけてきた瞬間、その一部しか受け止めていない。
だから自分の感情も動かない。
そのことを初めて、自分の感覚として理解できた。
頭では何度も教わっていた。
でも、ようやく体で分かった気がする。
次は、その瞬間にも飛び込んでみよう。
少しずつ前へ。
日々是精進である。
続いてジョンとダーニャ。
ダーニャは時折、必要以上に相手を求めてしまう。
ジョンも曖昧な反応を返し、
「それはやめよう。もっと直接に。」
と指摘されていた。
ダンとアリスのシーンも印象的だった。
ダンも僕と同じように、マイナスの感情を表現することが苦手なタイプだ。
しかし、この日はある瞬間に殻が破れた。
「新しいダン」が生まれたように見えた。
本当に良かった。
昼休みは体調を考えて仮眠。
午後はスピーチ。
「cork」と「floor」の発音を何度も直される。
赤ちゃんが初めて言葉を覚えるような気持ちで、先生の口の動きをじっと見つめながら何度も真似をした。
その様子を見ていたベスが笑いながら、
「You are so cute!」
と言って、ほっぺにキス。
10歳年上、独身の僕は思わず戸惑ってしまった(笑)。
続いてダンス。
そして放課後はキャシーと自主練習。
正直、お互い少しやりにくさを感じている相手だった。
最初は案の定、すれ違いばかり。
それでも何度も繰り返すうちに、お互いの考えが見えてきた。
終わったあと、キャシーが聞いてきた。
「私との繰り返し、やりにくい?」
僕は正直に答えた。
「うん。やりにくい。時々すごく攻撃的になるから。」
すると彼女も素直に受け止めてくれた。
こういう会話ができるようになれば、もう大丈夫だ。
最後はハグをして別れた。
帰宅すると、どっと疲れが押し寄せた。
今週は体調も万全ではなく、本当に長く感じた。
火曜日からの四日間だったのに、八日間くらい過ごしたような気分だ。
ようやく週末。
少しゆっくり休んで、また来週、前へ進もう。
それでは、おやすみなさい。


コメント