NY通信Vol.163:酒記憶無&GR!

イーストリバーの夜景を眺めながら仲間とホームパーティーを楽しむ

朝7時に一度目が覚めた。

……が、休日の特権。

もう一度布団へ。

これ以上ない幸せな二度寝を満喫し、気が付けば11時30分だった。

今日は何もしないと決めた。

ギムレットを片手に読書を始める。

ライムジュースがなくなると、今度は焼酎のロックに切り替える。

昼間からゆっくり酒を飲み、本を読み、気持ちよく酔って、そのまま昼寝。

なんとも贅沢な休日である。

夜7時。

電話で目が覚めた。

ダンからだった。

「今夜、うちに来る約束だったよな?」

すっかり忘れていた。

「9時半ごろ行くよ。」

そう答えて、もう一度少し横になる。

シャワーを浴び、夜風の気持ちいい街を歩く。

ダンの部屋は、僕のアパートから徒歩10分ほど。

初めて訪ねたが、元ホテルを改装した35階建ての高層マンションで、彼は21階にルームメイトと暮らしていた。

窓からはイーストリバー越しにクイーンズの夜景が一望できる。

僕の五畳・窓なし生活とは大違いだ。

部屋にはハロルドと、Bクラスのブリアナも来ていた。

ルームメイトたちも気さくで、一気に場が盛り上がる。

ビール。

テキーラ。

ジントニック。

次から次へとグラスが空いていく。

……

……

……

そして

次に気が付いた時、僕は自分のアパートのトイレで倒れていた。

帰り着いてはいたみたい・・途中の記憶がまったくない。

アメリカで初めての記憶喪失。

一年ぶりだった。

翌朝、この日記を書きながら思う。

たまには、こんな日もある。

……いや、「たまに」で十分だけれど。

それでは、おやすみなさい。

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