7時起床。
先輩が日本へ帰国する朝。
空港へ向かう先輩を見送り、そのまま学校へ向かう。
今日も朝早くダーニャと自主練。
朝練がすっかり日課になった。
1コマ目はアクティング。
最初は僕とダーニャ。
自主練のおかげで二人とも十分に温まっている。
ジミーは、台詞がしっかり入っていることを確認すると、机をどけ、ベンチを置き、シーンができる空間を作った。
細かなダメ出しというより、演出を受けているような感覚だ。
そして、うれしい言葉をもらう。
「カツは相手を本当によく受けているね。」
素直にうれしかった。
英語でも、台詞が身体に入ってしまえば芝居はできる。
そんな手応えを初めて感じた。
もちろん、だからといって気を抜くつもりはない。
朝練は続けよう。
次はカミルとマックス。
カミルは少し台詞を急ぎがち。
ジミーからは、
「Don’t rush!」
と声がかかる。
それでも少しずつ良くなってきている。
ブリアナとマコーレ。
悲しみと怒りが真正面からぶつかるシーン。
二人ともあと一歩、お互いを受け入れられれば、もっと深くなる。
ジミーも同じことを指摘していた。
休憩時間。
スターバックスへ向かう途中、九州の実家へ電話をかける。
ちょうど松田夫妻とKタロー君が遊びに来ているらしい。
「家に着いた?」
「はい。今、お母さんが天城峠を越えたところです!」
「……は?」
「カラオケです。今『天城越え』を歌い終わって、これからお父さんが『乾杯』を歌います。」
笑った。そして
「すき焼きとイチゴ、それに焼酎までごちそうになりました。本当にありがとうございます。」
とのこと。
そうだ。うちは、お客さんをもてなすのが大好きだ。
今日はそのまま泊まるらしい。
きっと明日の朝は、父と母が仕込んだ手作り味噌の味噌汁が食卓に並ぶのだろう。
……食べたい。
少しだけホームシックになった。
昼休みはジムで体を鍛える。
午後はスピーチ。
続いてダンス。
宿題ではキャラクター設定が決まった。
「ゴールデンボーイの試合直前。」
この人物をもとに身体表現を作っていくらしい。
帰宅。
今週は朝練も続いていたので、さすがに疲れた。
次に歌う曲を選び、発音の練習も終える。
夕食を食べ、少し仮眠。
ギムレットを一杯飲みながら、ようやくひと息ついた。
やっと週末だ。
今週もよく頑張った。
しっかり休んで、また来週から走り出そう。
それでは、おやすみなさい。


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