10時30分起床。
前日に飲んだ翌日、ゆっくり眠れる幸せをしみじみ感じる。
アルコールもすっかり抜け、お茶を何杯も飲みながらのんびり過ごす。
午前中はmixiで友人たちの日記を読む。
みんな個性的で、本当に面白い。
午後は、神社関係の友人宅へ。
帰国準備のための引っ越し書類整理を少しお手伝いした。
このご夫婦との出会いは少し不思議だ。
ニューヨークの神社へ赴任してきた神主さんと、そのご主人。
実はご主人とは、文学座研究所時代の同期だった。
最後に会ってから5〜6年。
まさかニューヨークで再会するとは思ってもいなかった。
しかも彼は、以前にも増して本当に素敵な人になっていた。
お二人とも表現者でもある。
神主さんは歌手。
ご主人は『古事記』を題材にした一人芝居を上演する俳優で、アメリカでも何度も公演を重ねている。
神道にも表現にも誠実に向き合う姿勢が、とても印象的だった。
この日は初詣のために、100個以上のお餅を手作りしていた。
ニューヨークのマンハッタンで、つきたてのお餅を食べる。
なんとも不思議で、贅沢な時間だった。
しかも年明けには、神主さんがカーネギーホールでコンサートを開く予定になっている。
その幕間で、ご主人と僕が何かパフォーマンスをする計画も進行中だ。
今からとても楽しみだ。
夕方からは、そのご夫婦と一緒に**『SNOW SHOW』**を観劇。
主演の道化師ディレックは、お二人の友人でもあるという。
舞台はほとんど台詞がない。
道化師たちが、言葉ではなく身体と表情だけで人生を描いていく。
客席にも雪が降り、
水が飛び、
巨大な蜘蛛の巣が広がる。
観客全員を巻き込みながら進んでいく舞台だった。
言葉がなくても、世界中の人が同じように笑い、驚き、楽しめる。
演劇の原点を見たような気がした。
終演後は楽屋へ案内していただき、ディレック本人ともお話しすることができた。
穏やかで優しい、とても素敵な紳士だった。
写真を撮り、サインまでいただく。
こんな経験ができるとは思っていなかった。
劇場を出る頃には、お腹がぺこぺこ。
神主さんおすすめの中華料理店**「粥之屋」**へ向かう。
お粥を中心に、どれも本当においしい。
たらふく食べて、大満足だった。
二人とも今日は本当にありがとう。
帰宅したのは午前1時。
寝る前には愛読書『サバイバル読本』を開き、なぜか「どぶろくの作り方」を読んでしまう。
この日記は翌朝書いている。
日本は、ちょうどこれから夜だね。
それでは、おやすみなさい。


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