NY通信Vol.121:ヘスも学校やめちゃった!

夜のブロードウェイを歩く

10時起床。

午前中は、お茶を飲みながらお友達の日記を読む。

午後は読書。オーガスト・ウィルソンの『フェンス』を読了した。

この作家は、奴隷解放後のアメリカで生きる黒人たちの姿を、10年ごとに区切って描く「世紀サイクル」と呼ばれる作品群で知られている。

『フェンス』の舞台は1950年代。

少しずつ社会は変わり始めている。それでも、長年受け続けてきた差別や理不尽さを心から拭い去ることができない主人公・トロイの人生が描かれている。

悲しい物語。

夕方、B組のピートとブロードウェイへ向かった。

目的は『コーラスライン』のラッシュチケットを抽選で手に入れること。

残念ながら、今回は外れてしまった。

「取れなかったら映画を観よう」と決めていたので、そのまま映画館へ。

先日見逃していた『ナイト ミュージアム』を観た。

夜になると、博物館に展示されているあらゆる時代の人物や動物が動き出すというファンタジー作品だ。

こういう映画は結構好き。エンディングがちょっとあれだけど。

『ビッグ・フィッシュ』が観たくなった。

その後、家で飲みながらピートとおしゃべり。

すると突然、ピートが言った。

「カツのクラスのヘス、学校辞めちゃったね。」

「ハ!?」

そういえば数日前、ヘスからメールが届いていた。

まだ読んでいなかったことを思い出し、慌てて確認する。

そこには、

「よくよく考えた末、学校を辞めることを選びました。」

と書かれていた。

えー!!!

ハルに続き、ヘスも学校を去った。

もちろん、自分で考えて出した結論だ。

それを尊重するしかない。

いずれにしても、この学校で2年生へ進めるのは全体の約3分の1。

最初から分かっていたことではある。

それでも、一緒に頑張ってきた仲間が一人、また一人といなくなっていくのは寂しい。

ピートとはその後もいろいろな話をして、午前1時頃に解散。

こうして、今年もいよいよ今年最後の一日を迎える。

明日も大切に過ごそう。

それでは、ぐっすりとおやすみなさい。

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