NY通信Vol.152:満5歳の誕生日!

演劇学校でクラスメイトから誕生日を祝福され、笑顔を見せる様子。

7時15分起床。

朝はダンスの宿題を片付ける。

学校へ着くと、思いがけない出来事が待っていた。

クラスメイト全員が、

♪ Happy Birthday to You ♪

と歌ってくれたのだ。

本当にうれしかった。

ブリアナが笑いながら言う。

「今日は飲みに行こうよ!」

でも僕は、

「金曜日にしよう。」

と即答した。

平日に飲む余裕なんて、今はまったくない。

毎日、本当にいっぱいいっぱいなのだ。

そういえば32歳の誕生日。

女優の友人からこんなメッセージをもらったことがある。

「男は30歳からよ。満2歳、おめでとう。」

ということは、35歳になった今日は、

満5歳の誕生日。

……いや、昨日までは19歳だったんだけど(笑)。

1コマ目はアクティング。

レビーとベス。

二人とも「悲しみ」。

少しずつ距離を測りながら進んでいくやり取りが、とても自然だった。

レビーが言う。

「犠牲者ぶるのは、もうやめて。」

ベスが返す。

「あなたこそ、私を疑うのをやめて。」

「分かった。もう疑わない。」

「本当に?」

「私のこと、信じないの?」

そうやってまた疑い始めるレビー。

人間らしくて、とても面白いシーンだった。

続いてアリスとキンバリー。

最初はまったく分かり合えない。

ところがジミーが一言。

「『私たちは同じ問題を抱えている』と言ってみなさい。」

その一言で空気が変わる。

今にもキスしそうなほど距離が縮まる。

しかし、しばらくするとまた衝突。

二人とも相手を受け止めようとしている。

でも最後は、自分の土俵へ引き込もうとしてしまう。

相手が応えてくれないと、

「拒絶された。」

と感じて悲しくなったり怒ったりする。

その距離感こそが、この二人の課題なのだと思った。

ブリアナとマコーレ。

マコーレは悲しみに支配され、ほとんど動けなくなってしまった。

ジミーは、

「想像上の環境が曖昧だ。」

と指摘する。

もちろん、その通りなのだろう。

でも、人間は本当に悲しい時、動けなくなることもある。

そんなことも考えてしまった。

昼休み。

ジェイドが、

「今日は僕がお昼をごちそうするよ。」

と言って、ご飯をごちそうしてくれた。

ありがとう。

午後はバレエ。

そしてスピーチ。

どちらも集中して励む。

帰り道はレビーと肩を組みながら歩いた。

最後はハグをして別れる。

こういう何気ない時間が、とても心地いい。

帰宅後は歌の練習。

そのあと、アクティビティで使う買い物を済ませ、劇団の先輩に頼まれた品を探しにディズニーストアへ向かった。

実は初めて入る。

柱一本一本にまでキャラクターが描かれていて、店全体が夢の世界だった。

残念ながら頼まれた物は見つからなかったけれど。

帰宅して発音の練習。

最後に、2号室のHさん手作りのティラミスをいただく。

これが、とてもおいしかった。

35歳。

いや、満5歳。

ニューヨークで迎えた誕生日は、多くの仲間の優しさに包まれた一日だった。

明日が、今日よりもっと素晴らしい一日になりますように。

それでは、おやすみなさい。

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