7時15分起床。
朝はダンスの宿題を片付ける。
学校へ着くと、思いがけない出来事が待っていた。
クラスメイト全員が、
♪ Happy Birthday to You ♪
と歌ってくれたのだ。
本当にうれしかった。
ブリアナが笑いながら言う。
「今日は飲みに行こうよ!」
でも僕は、
「金曜日にしよう。」
と即答した。
平日に飲む余裕なんて、今はまったくない。
毎日、本当にいっぱいいっぱいなのだ。
そういえば32歳の誕生日。
女優の友人からこんなメッセージをもらったことがある。
「男は30歳からよ。満2歳、おめでとう。」
ということは、35歳になった今日は、
満5歳の誕生日。
……いや、昨日までは19歳だったんだけど(笑)。
1コマ目はアクティング。
レビーとベス。
二人とも「悲しみ」。
少しずつ距離を測りながら進んでいくやり取りが、とても自然だった。
レビーが言う。
「犠牲者ぶるのは、もうやめて。」
ベスが返す。
「あなたこそ、私を疑うのをやめて。」
「分かった。もう疑わない。」
「本当に?」
「私のこと、信じないの?」
そうやってまた疑い始めるレビー。
人間らしくて、とても面白いシーンだった。
続いてアリスとキンバリー。
最初はまったく分かり合えない。
ところがジミーが一言。
「『私たちは同じ問題を抱えている』と言ってみなさい。」
その一言で空気が変わる。
今にもキスしそうなほど距離が縮まる。
しかし、しばらくするとまた衝突。
二人とも相手を受け止めようとしている。
でも最後は、自分の土俵へ引き込もうとしてしまう。
相手が応えてくれないと、
「拒絶された。」
と感じて悲しくなったり怒ったりする。
その距離感こそが、この二人の課題なのだと思った。
ブリアナとマコーレ。
マコーレは悲しみに支配され、ほとんど動けなくなってしまった。
ジミーは、
「想像上の環境が曖昧だ。」
と指摘する。
もちろん、その通りなのだろう。
でも、人間は本当に悲しい時、動けなくなることもある。
そんなことも考えてしまった。
昼休み。
ジェイドが、
「今日は僕がお昼をごちそうするよ。」
と言って、ご飯をごちそうしてくれた。
ありがとう。
午後はバレエ。
そしてスピーチ。
どちらも集中して励む。
帰り道はレビーと肩を組みながら歩いた。
最後はハグをして別れる。
こういう何気ない時間が、とても心地いい。
帰宅後は歌の練習。
そのあと、アクティビティで使う買い物を済ませ、劇団の先輩に頼まれた品を探しにディズニーストアへ向かった。
実は初めて入る。
柱一本一本にまでキャラクターが描かれていて、店全体が夢の世界だった。
残念ながら頼まれた物は見つからなかったけれど。
帰宅して発音の練習。
最後に、2号室のHさん手作りのティラミスをいただく。
これが、とてもおいしかった。
35歳。
いや、満5歳。
ニューヨークで迎えた誕生日は、多くの仲間の優しさに包まれた一日だった。
明日が、今日よりもっと素晴らしい一日になりますように。
それでは、おやすみなさい。


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