6時30分起床。
早起きして、今日のレッスンの準備をする。
今日からシーン・スタディは次の段階へ進む。
これまで積み重ねてきた繰り返し(リピティション)に、イマジナリー・サーカムスタンス(想像上の状況)とアクティビティが加わる。
いよいよ全部がつながる。
「いやぁ、ほんとシステマチックやわぁ。」
改めてそう思った。
1コマ目、アクティング。
一組ずつ、ジミーとイマジナリー・サーカムスタンスについて話し合う。
僕の番がきた。
「カツ、一番大きな状況は何だ?」
そう聞かれた。
「ハリウッドへ行くこと。」
そう答えた。
僕の役は劇作家。
これからプロデューサーが集まる大切なパーティーへ向かう設定だ。
するとジミーが続けて言った。
「外見は、とにかくジョージ・クルーニーみたいになってこい。」
「櫛も用意して。」
ジョージ・クルーニー?
当時、アメリカで最もセクシーな男とも言われていた俳優だ。
いやらしいと言われたことはある。
でも、セクシーと言われたことは……まぁ(笑)。
どうやら僕たちの発表は金曜日。
とりあえず木曜日、美容室を予約した。
長い昼休みはジムで筋トレ。
少しずつ体も締まってきた。
午後はスピーチ。
そしてミュージック。
今日もひたすら励む。
放課後は、そのまま服を探しに出かけた。
ジョージ・クルーニーになれそうな服を探す。
でも、残念ながらジョージはいなかった。
結局、何も買わずに帰宅。
夕食後は、新しい課題曲選び。
今回は8曲ほど渡され、その中から好きな1曲を選ぶ。
しかも次回からは、一人ずつ舞台に立って歌うらしい。
いいじゃないか。
30分ほど悩んで決めた。
選んだのは 「Crazy」。
裏声もある。
「フゥー!」
「イェーイ!」
なんて自由なフレーズも入っている。
難しそうだけれど、歌っていて楽しそうだ。
明日からまた練習が始まる。
夜、先輩が帰宅。
赤ワインとチーズをつまみながら、劇団のこと、芝居のこと、いろいろ話した。
先輩は明日、日本へ帰る。
楽しい時間は、本当にあっという間だ。
気づけば夜中の1時。
そろそろ寝よう。
それでは、おやすみなさい。


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