NY演劇留学記94|14年ぶりに見た自由の女神の意外な姿

9時30分起床。

先輩が味噌汁と卵焼きを作ってくれた。

ご飯は僕が炊く。

朝食には、先輩の大好物の納豆も並ぶ。

本当に幸せそうな顔で食べていた。

食後はしばらくだらだら過ごす。

「今日は観光したい。」

ということで、昼過ぎから自由の女神へ向かった。

僕は14年ぶり。

先輩は初めてだ。

地下鉄でマンハッタン南端まで行き、そこからフェリーに乗る。

空は真っ青。

風は冷たいけれど心地いい。

カモメが船を追いかけて飛んでくる。

遠くに小さく見えていた自由の女神が、少しずつ大きくなっていく。

約10分で島に到着した。

20歳の頃、シカゴ留学中に訪れて以来、14年ぶり。

懐かしいような、不思議な気持ちになる。

そして、一つ発見があった。

自由の女神は、両足でまっすぐ立っているものだと思っていた。

でも違った。

右足のかかとが少し浮いている。

「あれ?」

自由の女神って、歩いているのか?

走り出そうとしているのか?

そもそも、どんな瞬間を表しているんだろう。

そんなことを考えながら眺めていると、なんだか急に親しみが湧いてきた。

*注:女神の足元は奴隷制度からの解放、片方には鎖がついている。

女神を満喫したあとは、中華街へ。

また来てしまった。

お気に入りの「ジョーズ・シャンハイ」。

名物の蟹入り小籠包に加え、空心菜炒めとチャーハンも注文。

今日も最高だった。

帰宅すると、イタリア人のフランチェスカがティラミスを作っていた。

ごちそうになる。

これが本当においしい。

作り方は意外と簡単らしい。

よし、覚えよう。

次に会う頃には、ティラミスも作れる俳優になっている……はずだ。

その後は、明日の準備を少しずつ進める。

今日は早めに寝よう。

充電完了。

冬休みまで残り2週間。

全速力で駆け抜ける。

それでは、おやすみなさい。

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