NY演劇留学記52|6番テーブルごあんなーい!

7時45分起床。

 目覚ましが鳴らなかった。

 時々鳴らない目覚まし時計か…。
休日でよかった。そんなドキドキはいらない。

 七五三二日目。

 今日の任務は会場整理。

 昨日の階段任務からすると、
かなりの重要ポストだ。

 同居人の彼とコンビで任される。

 彼についてちょっと。

 彼は東京でお好み焼き屋さんの店長をやっていた。

 その仕事を辞めて、
ニューヨークへ来た。

 いろいろ話をしたが、
とても面白い人だ。

 まぁ、
「次のステップへの英気を養いに来た」
という感じらしい。

 同じ九州出身ということもあり、
熱くてとてもいい。

 僕と同じく、
上陸当初はマンハッタン内を歩きに歩いて、
ほぼ制覇したらしい。

 そんな彼も、
NY滞在40日を過ぎた。

 東京で馬車馬のように働いていた店長が、
40日間も英気を養い続けているのだ。

 英気はもう満タンも満タン。

 タプンタプンだ。

 七五三に戻る。

 「いや〜、僕、
仕事できるのがめちゃめちゃ嬉しいんすよ!」

 もはや彼にとって会場は、
お好み焼き屋さんと化していた。

 「4名様ですね!
はい○○様、6番テーブルごあんなーい!」

 …とは言わなかったが、
勢い的にはそんな感じ。

 とても微笑ましかった。

 七五三、無事終了。

 荷物を運び、
帰宅途中にNY市立図書館へ。

 「絵本」の垂れ幕が出ていた。

 何かイベントをやっているみたいだ。

 その後ブックオフで、
英和辞書を3ドルで購入。

 帰宅後、
日課の歌と発音練習を済ませる。

 すると劇団の先輩から電話。

 「11月末に行くから泊めて」

 「ええよ」

 というわけで、
今日は寝る。

 おやすみなさい。

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