7時45分起床。
1コマ目、アクティング
今日はピケが欠席のため、ジミーが担当だった。
まずはデイルとクリス。
デイルはこの日記にも何度も登場する。それだけ彼の変化が印象的なのだ。もちろん、ほかのみんなも真剣に取り組んでいる。
この日のデイルは、ピアノを盾にして自意識から逃れようとし、途中で涙を流した。
以前のように「男らしさ」を守ろうとする余裕は、もうなくなっていた。
がんばらないで、がんばれ、デイル。
続いて僕もリピーティングを行う。
相手はマックス。
彼のアクティビティは「役作りのために完璧なメイクをする」というもの。
僕は「彼女が事故に遭ったことを知らせに来た」という想像上の状況で部屋に入る。
途中でジミーから、
「You are cautious and diplomatic.(慎重すぎる。もっと相手に強く求めなさい)」
と言われ、何度もやり直しになった。
三度目は、とにかく自分の欲求を優先してぶつかってみた。
もちろん相手は見ている。でもバランスを頭で考えすぎてしまう自分がいる。
英語の語彙がまだ少ないので、どうしても表現が単調になる。それが本当にもどかしかった。
それでも最後はOKをもらえた。
ただ、「部屋に入ってくる理由」が too much だとも指摘された。
まだ心から納得できていない。
この感覚は、もう少しもがき続けるしかない。
最後はメリルとヘス。
メリルはアクティビティに没頭するあまり、ヘスを完全にシャットアウトしてしまった。
でも、その気持ちはわかる。
今僕たちが毎日取り組んでいる
「アクティビティをしながらのリピーティング」
というエクササイズには、そもそも矛盾がある。
- アクティビティを100%でやり遂げること
- 相手と100%コミュニケーションを取り続けること
この二つを同時に求められるのだ。
そして、このエクササイズの目的は、
その矛盾そのものを体験し、その先にある何かを掴むことなのではないか。
今の僕はそう考えている。
正直、両方を常に100%で行うことは不可能だと思う。
できるように見える人も、実際にはどこかでバランスを調整しているはずだ。
だからメリルが混乱した気持ちはよくわかる。
でも、相手を完全にシャットアウトしてしまえば、「コミュニケーションを取る」という責任は果たせない。
本当に奥が深い。
2コマ目、バレエ
ひたすら励む。
3コマ目、ミュージック
今日は月に一度の座学。
テーマは「Pitch(音程)」だった。
ひたすら励む。
4コマ目、アクティング
週に一度のクイントンのクラス。
ひたすら励む。
放課後は再びマックスと自主練。
いい感触で終了した。
帰宅後は日課をこなし、夕食。
テレビでは映画『マスク』を放送していた。
何度観ても飽きない。
やっぱり大好きな作品だ。
今日という一日に感謝。
明日もよろしくお願いします。
それでは、おやすみなさい。


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