7時起床。
朝はアクティビティを考えるつもりで早起きしたものの、ぼんやりしてしまい、結局何も思いつかなかった。
1コマ目、アクティング
今日はダンとダーニャ。
ダンも、ついに来た。
彼はカナダの大学でアメリカンフットボールをしていた。演劇経験はないが、とにかく人柄がいい。まさに体育会系そのものという感じで、肉団子のようながっしりした体をしている。
今日のアクティビティは、
「20分後に事情を抱えた母親が訪ねてくる。その前に散らかった部屋を片付ける」
というもの。
しかも部屋は、ジミーが楽しそうにソファまでひっくり返して本当にめちゃくちゃにしていた。
僕も混ざりたかった(笑)。
汗だくになって部屋を片付けるダン。
ダーニャとのリピーティングの中で感情があふれ、少しだけ涙を流した。
僕も思わず胸が熱くなった。
続いて印象的だったのはメリル。
今日はリピーティングではなく、ジミーの言葉に反応して涙を流した。
ジミーが昨日のレッスンを振り返る中で、彼女の体型について触れた瞬間だった。
涙は止まらなかった。
興味深かったのは、その後のジミーの対応だ。
まず謝罪し、そのうえで、なぜその話題に触れたのかを丁寧に説明した。
日常生活では決して口にしない。
しかし、演技では自分が最も触れたくない部分さえも受け入れ、表現の材料にしなければならない。
「君という人間は、君しか演じられない。」
そんな趣旨のことを、Jack Nicholsonを例に挙げながら熱く語っていた。
その説明には納得した。
でも、その後も何度も同じ話題に触れ続けた。
正直、僕は「もうそっとしておけばいいのに」と思った。
文化の違いなのか。
演技教育だからなのか。
それともジミー自身の考え方なのか。
答えはまだわからない。
レッスン後も二人は話し続けていた。
もっと英語が聞き取れれば、と何度も思った。
2コマ目、ダンス
ひたすら励む。
3コマ目、ミュージック
今日は「One Hand, One Heart」を歌う日。
結果は最悪だった。
緊張して声は震え、高音も出ない。
完全に練習不足だった。
ものすごく落ち込んだ。
4コマ目、スピーチ
ひたすら励む。
放課後はジャックと自主練。
途中まではとても良かったが、最後は失速。
その後、髪を切ろうと以前紹介してもらった美容室へ飛び込みで行ってみた。
担当者は空いておらず、やはり予約が必要らしい。
帰宅してからも、歌の練習をする気持ちになれなかった。
しばらく何もせず過ごしたあと、ふと思った。
「結局、今できることを少しでもやるしかない。」
そう思い直し、日課をこなした。
この留学記では、かっこいいことばかりを書きたいわけじゃない。
うまくいかなかった日も、情けない自分も、そのまま残しておきたい。
今日も全力を尽くした。
そして思いきり落ち込んだ。
明日はもっと挑戦しよう。
空を見上げて、
「ありがとう。まだまだ足りない。」
そうつぶやいて眠りについた。


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