NY通信 Vol.186|アパート玄関前で強盗発生

ハウスメイトが作ってくれた、大鍋いっぱいの豚汁。体だけでなく、心まで温まる一杯でした。

病状が回復せず、この日は留学後初めて学校を欠席することにしました。皆勤賞がなくなるのは残念でしたが、休養を優先することにしました。

受付のローズに電話をすると、「担任のジミーには私から伝えておくから、心配しないでしっかり治しなさい」と優しく声をかけてもらいました。

ところが、その後クラスメイトのダーニャから電話が入ります。

「カツ、どうして学校に来ないの? ジミーが電話するようにって言うから!」

どうやらローズから担任へは伝わっていなかったようです。思わず苦笑してしまう出来事でした。

ハウスメイトたちは本当に親切でした。雑炊、薬、スポーツドリンク、ホットミルク、アップルジュース、豚の煮込み、お茶漬け、高級梅干し、豚汁まで次々と差し入れてくれます。異国で体調を崩した身には、その優しさが何よりありがたく感じられました。

そんな中、前夜にはアパートの玄関前で強盗事件が発生していました。

被害に遭ったのは2号室の住人。アルバイト帰り、自宅のドア前で鍵を探している隙に、背後から近づいた犯人にバッグへ手を突っ込まれ、財布などを奪われたそうです。幸い命に別状はありませんでしたが、近所では同様の事件が続いていたとのことで、警察による現場検証も行われました。

ニューヨークは以前より治安が改善されたとはいえ、やはり油断はできない。そう改めて感じました。

病気で寝込み、身近で事件も起きたことで、「明日死んでも悔いのないように生きよう」という思いを再び強くしました。

この日は50時間以上眠り続けたでしょうか。翌朝には元気に回復していることを願いながら、一日を終えました。

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