NY演劇留学記183|焦らなくていい。「時間は友達」という言葉

ニューヨークの演劇学校で講師の話に耳を傾ける俳優たち

7時45分起床。

アクティング(ジミー)

前日のレッスンの話から始まった。

アメリカ人の反応で面白いなと思うことがある。

例えば、

「子犬が生まれて、ものすごくかわいい!」

という話をすると、多くの女の子が

「Oh⤵」

と声を漏らす。

一方、

「その犬が交通事故で死んでしまった。」

という話でも、

やっぱり

「Oh⤵」

音質は違うけど言葉は同じ。

日本だと「まぁ⤵」なのかな・・でもちょっと違う感覚だなと思う。


この日のジミーの言葉。

「時間は友達だ。」

演技は一朝一夕では身につかない。

だから焦らなくていい。

さらに、

「ありのまま受け止める準備さえできていれば、良い経験も悪い経験も、すべて君を豊かにする。」

そしてもう一つ。

「もし電車に乗り遅れたなら、その電車は君の電車ではなかったんだ。」

どれも演技だけではなく、生き方そのものを教えてくれる言葉だった。


最初はハロルド(悲)とキンバリ(悲)。

怒ってキンバリを追い出すハロルド。

そこへジミーは次々とレビー、クリスを投入する。

後から二人も部屋から追い出したあと、一人部屋で泣くハロルド。

ドラえもんの独裁者スイッチを思い出した。


続いてマット(悲)とレビー(喜)。

怒ってレビーを追い出そうとするマット。

レビーは

「あなたはまるで檻の中の猛獣みたい。」

と言う。

そんな言い回しもあるのか、と妙に印象に残った。

ジミーは、

「”I know.” や “You know.” を繰り返すのはコミュニケーションを避けている。」

と指摘する。

確かにその通りだ。


自主練習について、

マットが、

「先生の前でやるのと、自分たちだけでやるのは全然違う。時々ばからしくなる。」

と本音を漏らす。

その正直さが良かった。

ジミーは自主練習の大切さを説明するため、レビーに自分を批判させた。

「あなたは動きが遅い。」

と言われた時、

好意を持っている相手から言われた場合と、そうでない場合のリアクションを実演する。

とても分かりやすかった。


キャシー(悲)とジェイド(急)。

二人とも壁にもがいていた。

その姿が痛いほど伝わってくる。

両足に重りを付けられ、冷たい棒で胸の中をかき回されているような感覚

僕はこんな感じだった。

だからこそ、

二人とも必ず乗り越えてほしいと思った。

ジミーはジェイドに、

部屋を暗くして誰にも気づかれないよう出入りするエクササイズをさせていた。

集中力を養うためだ。

最近のジェイドは苦しそうだ。

かなり落ち込んでいた。


昼休み

外は雨。

なんとなく静かな時間がほしくなって、一人でレストランへ入る。

雨を眺めながら昼食を食べていると、偶然ジェイドがやってきた。

Bクラスのイタリア人の女の子も加わり、三人で昼食をとる。


スピーチ

励む。


ダンス

励む。

放課後は飲みに誘われたけれど、疲れていたので帰宅した。


夜はハウスメイトたちと焼肉。

1号室以外のみんなが集まり、

ビール、

ワイン、

鍛高譚。

飲んで、食べて、しゃべる。

いい時間だった。

……翌朝、とんでもない二日酔いになったけれど(笑)。

今日も一日、お疲れさまでした。

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