NY通信Vol.157:初体験は10歳!?

ニューヨークのアパートでリラックスしながら語り合う二人の男性。

10時起床。

フリオはこの日も連泊。

そのため、一日早く到着した先輩には、台所の上にある小さなエクストラルームで寝てもらうことになった。

ところが、その部屋は暖房がほとんど効かない。

4号室のTさんにハンディヒーターと毛布を借りて何とか準備したものの、

「大丈夫かな……。」

と少し心配だった。

翌朝聞いてみると、

「暑いくらいで快適だったよ。」

とのこと。

本当に安心した。

先輩は11時過ぎからマンハッタンへ。

街を歩き、そのあと観劇へ向かった。

一方、フリオは名残惜しかったのか、一日中アパートで一緒に過ごした。

自然と始まる男同士の会話。

もちろん話題の中心は恋愛だった。

ラテン育ちのフリオが語る恋愛体験は、とにかくスケールが違う。

刺激が強すぎて、ここにはとても書けない。

一つだけ紹介すると、

「初体験は10歳。」

……え?

しかも、その続きはさらに驚く内容だったけれど、それは本人の名誉のためにも胸の中にしまっておこう(笑)。

冗談も交えながら、お互いの本音もたくさん話した。

こういう時間を重ねるたびに、少しずつ距離が縮まっていく。

夕方からは、カーネギーでお世話になったミュージシャンのIさん宅へ招かれた。

同じくミュージシャンのAさんも一緒だった。

A先輩はミュージカル『アベニューQ』を観に行くため欠席。

午後6時から夜12時近くまで、

食べて、

飲んで、

話して。

気づけば6時間近くがあっという間に過ぎていた。

その席で聞いたある人生の話が忘れられない。

あまりにもドラマチックで、

「これ、そのまま舞台になる。」

そう思うほどだった。

思わず涙が出そうになった。

詳しくは、また別の機会に書きたいと思う。

こうして休日も終わり。

シーンの台詞は、まだ覚え切れていない。

でも、それ以上に大切なものを充電できた気がする。

明日から、また頑張ろう。

それでは、おやすみなさい。

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