7時30分起床。
1コマ目はアクティング。
今日は全員が新しいパートナーと「繰り返し」を行った。
組み合わせが変わるだけで、教室の空気も大きく変わる。
マックスとダーニャ。
ダーニャの勝ち気なエネルギーに対し、マックスは相変わらず言葉が多い。
ダンとキャシー。
キャシーの持つ攻撃的なエネルギーを、ダンは真正面から受け止めていた。
レビーとベス。
二人とも根が明るく、相手を受け止めるタイプ。
だからこそ、お互いに遠慮が生まれ、少し噛み合わない。
レビーはそのことを指摘され、一日中落ち込んでいた。
キンバリーとアリス。
前半は鋭く切り込むキンバリーのペース。
しかし後半、アリスの深い愛情に包まれ、キンバリーは涙を流した。
マコーレとブリアナ。
二人とも「相手を受けてから自分を出す」タイプ。
似た者同士だからこそ、お互い動けなくなってしまう。
二人とも悔しそうだった。
マットとデイル。
まだ自意識が邪魔をしているデイル。
でも、あと一歩のところまで来ている気がする。
ハロルドとクリスも、冷静に相手を見るタイプ同士。
悪くはないが、なかなか大きな化学反応は起こらなかった。
カミルとジェイド。
この日はジェイドが、いつもよりずっと大人の男性に見えた。
そして最後は、ジョンと僕。
僕たちは、お互いに相手を理解しようとするタイプ。
最初は言葉が邪魔をして、なかなか心が届かない。
でも、「本当は分かり合いたい」という気持ちだけは同じだった。
その想いが、ある瞬間ぴたりと重なった。
一気に距離が縮まる。
ジョンが涙を流しながら僕の胸に飛び込んできた。
僕も涙が止まらなかった。
終わったあと、彼は笑いながら言った。
「こんなの初めてだ。」
ジミーは、本当に組み合わせがうまい。
似たタイプ同士を組ませて、それぞれの弱点を乗り越えさせようとしているのだ。
長い昼休みは、隣のジムで体を動かす。
午後はスピーチ、そしてミュージック。
どちらも集中して取り組んだ。
ただ、デイルには少し元気がないように見えた。
少し気になった。
放課後はベスと自主練習。
また笑顔で、
「You are so cute!」
と言われる。
「いや、俺もう34歳なんだけど。」
そう返すと、
「年齢なんて関係ないわ。」
と笑われた。
……これは褒め言葉として受け取っておこう。
帰宅後は歌の練習と宿題の発音記号を終わらせる。
すると劇団の後輩から電話が入った。
ミュージカルを観るため、一週間ニューヨークへ来たという。
しかも人生初の海外旅行。
せっかくなので、タイムズスクエアへ案内した。
巨大なネオンを見上げながら、目を丸くして驚く姿が印象的だった。
初めての買い物にも挑戦。
まるで「初めてのおつかい」を見ているようで、とても微笑ましい。
少しでも安心して楽しんでもらえたならうれしい。
お土産までいただいてしまった。
ありがとう。
体調もすっかり回復した。
今日も全力。
明日も、また全力でいこう。
それでは、おやすみなさい。


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