NY通信 Vol.201|どんな時もマイペース。その大切さを実感した日

ニューヨークでの演劇留学も終盤。朝から「自分のペースを保つこと」の大切さを考えさせられました。

朝の自主稽古、カミルから「遅れる」と電話が入りスタート。前日にあんなに時間の使い方について話し合ったのに・・一瞬イラッとしましたが、怒るよりも「今は本人も余裕がないんだな」と考えることにしました。

演技の授業では、ジミーが役者を目指す生徒たちへ語りかけます。

「本当に役者になりたいのか、自分自身に問い続けなさい。」

「中途半端な気持ちでは何も得られない。」

「人生そのものを楽しむことも忘れるな。」

恋愛も旅行も人生の経験。台本ばかり読んで、観劇のたびに文句ばかり言う役者にはなるな――そんな言葉が心に残りました。

放課後は再びカミルと自主稽古。

しかし稽古はなかなか進まず、歌の練習を始めたり、コーヒーが飲みたいとこぼしたり、自分の不安を次々と打ち明けたり。

話を聞いているうちに気づきました。彼女は今「自分がどうしていいか分からない状態」、そのことに苦しんでいる。

抱えている課題の優先順位を整理できず、焦りだけが大きくなっている。

誰もが一度は経験している、もちろん自分にも覚えがあります。

「今の彼女に必要なのは答えではなく、時間なのかもしれない」と思いました。

帰宅後は歌と発音の練習を続け、今から帰国する、日本から来ていた友人と別れの挨拶。

夜はルームメイトたちと、バンバンジーや天ぷら、なめこ汁を囲んで夕食。

忙しい一日でしたが、最後にたどり着いた結論はシンプルでした。

どんな時も、自分のペースを失わないこと。

演技でも、人生でも、それが一番大切なのだと改めて感じた一日でした。

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