NY演劇留学記107|ニューヨーク演劇学校の恋愛事情

9時起床。

休みだぁぁぁ!

思ったより早く目が覚めた。

今日は本当に何もしないと決める。

午前中はのんびり。

午後は読書。

眠くなって昼寝。

……3時間も寝たのに、まだ夕方5時。

なんだか得した気分だ。

今日はユージン・オニールの**『奇妙な幕間狂言』**を読み終えた。

長いなと思っていたら、調べてみると上演時間は約5時間。

とても面白かった。

主人公のニーナをはじめ、登場人物たちは本当に愚かで、人間らしい。

「ああ、もう!」

と思いながらページをめくってしまう。

オニール作品は、登場人物の心の声まで描かれる。

腹の探り合いが延々と続くので、読んでいて疲れることもある。

でも、その分、人間の本質がよく見えてくる。

読み終えて改めて思った。

無神経な人はもちろん苦手だけれど、

細かいことばかり気にして、お互いの腹を探り続ける人も、苦手だな、と。

今日は時間もあるので、学校の恋愛事情について少し。

まず驚いたニュース。

クリス(190センチを超える”ミスター・クール”)と、キャシーが付き合い始めたらしい。

昨日の夜、方向音痴の僕がいつものように道に迷いながらバーへ向かっていると、

満面の笑みのキャシーに遭遇。

聞くと、最初から最後まで全部話してくれた。

実は入学した頃からクリスのことが気になっていて、

約1か月半前、思い切って告白。

するとクリスも、

「僕も前から気になっていた。」

と答えたそうだ。

青春だなあ。

全然気づかなかった。

さらにもう一つ。

ダンが、Bクラスのセクシー美女ローリンと極秘デートをしていたらしい。

「えっ!」

本人、何も言わなかったじゃないか。

来年、本人に聞いてみよう。

そしてもう一つ。

以前、週一回の講師であるクイントンが、ものすごく若い女性と腕を組んで登校しているのを見かけた。

聞いてみると、この学校の卒業生と付き合っているらしい。

オープンでいいなあ、と素直に思った。

そういえば僕は昔から、

こういう恋愛話を知るのが本当に遅い。

みんな知っているのに、

「えっ!?」

と最後に驚くタイプだった。

まあ、おめでたい話だから、それでいい。

そんなことを思いながら、お茶をすすり、

目を細める34歳・独身のしーばらであった。

というわけで、

ニューヨークの現場から、しーばらがお伝えしました。

日本のみなさーん、お返ししまーす。

それでは、おやすみなさい。

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