12時30分に起床。お茶を飲み、部屋を片付けてからシャワーを浴び、新年の挨拶を兼ねて友人の神社へ向かった。
初詣を済ませ、おみくじを引くと結果は「吉」。派手ではないけれど、今年も一歩ずつ前へ進めということなのだろう。
帰宅後は読書。ソーントン・ワイルダーの『危機一髪』を読み終えた。
神と人間という普遍的なテーマを、劇中劇の構造で描いた非常に演劇的な作品だ。神話を土台にしながら、時間も空間も自由自在に飛び越えていく。
さらに面白いのは、当時の型にはまった演劇を皮肉るように、あえてヴォードヴィル風の軽妙なタッチで描いていることだ。
「この芝居も台詞も全部大嫌い!」
と登場人物が突然言い放ったり、
「マンモスにミルクはやったの?」
「この子はまだ4000歳なんですから。」
といった台詞も飛び出す。
60年以上前の作品とは思えないほど自由で、新鮮だった。読むだけでは伝わりにくいかもしれないが、演出次第では今でも十分に通用する作品だと思う。サバイナ役を演じてみたい、と本気で思った。女性役だけれど。
今年は書き初めもした。
ノートに墨と筆で書いた文字は、「開眼」。
実は2004年は、自分の演劇人生の中で最低の一年だった。けれど、その現実をきちんと受け止められたことが、今振り返れば大きな一歩だったのだと思う。
それ以来、少しずつ前へ進めている実感がある。まだ「薄目」ではあるけれど、確かに視界は開いてきている。
だから2005年から毎年の目標は「開眼」。
2007年は三年目。この言葉を卒業できる一年になればいいと願っている。
こうして二週間の冬休みが終わった。
この休みの間に観た芝居は約10本、読んだ戯曲は約40本。頭の中は演劇でいっぱいだ。
明日から5月まで、いよいよ怒涛の後半戦が始まる。
今年もマイペースで、そして全力疾走していこうと思う。
それでは、おやすみなさい。


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