7時30分起床。
今日も朝早く学校へ行き、ダーニャと自主練をする。
1コマ目はアクティング。
引き続きシーンスタディだ。
最初はジョンとレビー。
ジョンは自室でパジャマに着替え、歯を磨き、鼻毛まで切って眠る準備をしている。
そこへ向かいの部屋の住人であるレビーが飛び込んでくる。
「あなた、私の部屋を覗いたでしょ!」
怒りに任せてジョンに詰め寄る。
その前にジミーがレビーのバッグへ手袋と帽子をマフラーでぐるぐる巻きにしたものを詰め込んだ。
思い切り殴っても痛くないようにするためだ。
「遠慮せず、本気でやれ。」
そんなメッセージが伝わってくる。
こういう細かな工夫を惜しまないジミーが、本当に好きだ。
彼は言う。
「窓の外を見るなら、本当に外が見えていなければならない。」
そして、
“Make sure you listen to each other.”
一つひとつの行動、一つひとつの瞬間を丁寧に積み重ねていく。
その積み重ねが芝居を生きたものにしていくのだ。
続いてキンバリーとクリス。
生活力のない役者の夫と、妊娠して安定した暮らしを望む妻のシーン。
……耳が痛い。
ジミーはクリスに言った。
「彼女は君の妻だ。」
「今の芝居には、その視点がない。」
「一面的では駄目なんだ。」
まさにその通りだった。
続いてアリスとベス。
映画出演が決まり喜びいっぱいで帰宅したアリス。
一方、同じ女優であるベスは、
「私は映画なんか出たくない。舞台こそ私の居場所よ。」
と言い返す。
二人とも感情はある。
でも、まだ爆発しきれていない。
ここからさらに深くなっていくのだろう。
昼休みはジムでダンと筋トレ。
そこで、週末の”事件”の真相を聞くことになった。
あの日のことを僕はほとんど覚えていない。
ただ翌朝、なぜか顎だけが痛かった。
理由が判明した。
あの日、男連中全員が泥酔し、なぜか全員で「張り手大会」を始めたらしい。
まるでアントニオ猪木の闘魂注入のような勢いだったという。
しかも相手は、あの大柄なダン。
酔った自分も、よく挑んだものである。
さらに泥酔した僕はトイレで大惨事。
その際、ヘアスプレー缶か何かを便器へ落とし、そのまま流してしまったらしい。
当然、詰まる。
結局、僕はタクシーに押し込まれて帰宅。
歩けば10分の距離なのに。
しかもダンたちも、トイレが詰まっていることに気付いたのは翌朝。
業者を呼び、二時間かけて原因が判明したそうだ。
ダンに平謝りした。
すると彼は笑いながら言った。
「全然気にしてない。」
「最高に面白かったよ。」
修理代はもちろん払うつもりだ。
……でも正直、話だけ聞くと僕も笑ってしまった。
午後はスピーチ。
続いてミュージック。
最近、マットの元気がない。
少し気になる。
きっと乗り越えてくれると信じている。
帰宅後は夕食。
日課を半分終え、少し仮眠。
夜はテレビでアメリカの刑事ドラマを観る。
渋い中年刑事が主人公。
どこか『はぐれ刑事純情派』のようでもあり、『科捜研の女』のようでもある。
もちろん銃撃戦は日本よりずっと派手だし、登場する女性刑事も驚くほどセクシーだけれど。
ダンスの宿題である「ゴールデンボーイ」の試合直前の人物像を考えながら、シーンスタディで使えるアクティビティもあれこれ思案する。
今日もあっという間だった。
明日は、もっと一日を味わって過ごそう。
それでは、おやすみなさい。


コメント