10時に一度目を覚ます。
お茶だけ飲んで、また布団へ。
次に起きたら正午だった。
隣でフリオが、気持ちよさそうに眠っている。
せっかくなので、フリオが持ってきてくれた『ドラゴンボール』最終42巻を読むことにした。
「そうそう、最後はこんな展開だった!」
懐かしさに浸りながらページをめくる。
特に心に残ったのは、ベジータが悟空に向かって言う一言。
「カカロット、お前がナンバーワンだ。」
今読んでもよい。じんとくる。
お腹が空いたので、わかめと卵を入れたそうめんを作る。
昼食を終えると、これまたフリオが持ってきた『聖闘士星矢』を読み始めた。
「こんな話だったなあ。」
「絵って、こんな感じだったっけ。」
昔を思い出しながら懐かしさとともに読む。
午後2時。フリオは、まだ寝ている。
僕もつられて三度寝。
次に起きたら4時30分だった。
ようやく目を覚ましたフリオは、昨夜「明日の朝11時にアルバイトの面接がある」と話していたことなど、まったく気にしていない様子。
……さすがラテンの血再び。
シャワーを浴び、一緒に家を出る。
フリオを見送ったあと、友人と映画館へ向かった。
この日の作品は**『ドリームガールズ』**。
おもしろかった。
特に圧倒されたのは、エフィー役の歌唱力。
あとで知ったのだが、彼女はアメリカのオーディション番組出身だという。
圧倒的な声量と表現力。
鳥肌が立った。
僕が特に感動したのは二つのシーン。
一つは、エフィーが恋人との別れを歌い上げるソロ。
感情がそのまま歌になったような迫力だった。
もう一つは、ビヨンセ演じるディーナが、
「君にはオリジナリティがない。」
と言われた後に歌う場面。
静かな強さが胸に響いた。
映画を観終えたあとは、スターバックスへ。
作品について話し、あっという間に時間が過ぎていく。
帰宅したのは夜12時。
こうして充実した三連休が終わった。
カーネギーホールという大きな節目を越え、この連休で心も少し整理できた気がする。
明日からは、ニューヨーク生活第二章。
初心に戻り、また全力で前へ進もう。
それでは、おやすみなさい。


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