11時30分起床。
久しぶりによく眠った。
お茶を飲みながら友人たちの日記を読み、のんびりとした休日が始まる。
朝昼兼用の食事は手作りハンバーグ。
固かった。
どうやら練り方と、つなぎが足りなかったらしい。料理もなかなか奥が深い。
外へ出ると驚くほど暖かい。
「ニューヨークの冬はマイナス20度になるぞ」と散々脅されて来たのに、この日は春のような陽気だった。
コーヒーを入れたマグカップを片手に近所の公園へ向かい、読書を楽しむ。
読んだのはウィリアム・インジの『ピクニック』。
アメリカでは、ピクニックはただのお弁当ではなく、若い男女が集まる社交の場でもあるらしい。
美しいけれど少し知性に欠ける姉。
知的な妹。
そこへ現れる二人の男性。
スマートだが物足りない男と、粗削りだが魅力あふれる男。
そんな人物たちが織りなす、ひと夏の恋の物語だった。
事件が起きるわけではない。
それでも、人と人との機微を丁寧に描いた作品で、こういう静かな芝居もやっぱり好きだなと思った。
ヘミングウェイの『日はまた昇る』を思い出した。
僕が何度も読み返している、大好きな小説だ。
あの作品を読むたびに思う。
「いつかスペイン・パンプローナの闘牛を見に行きたい。」
派手なストーリーではない。
でも、不思議と心に残る。
気が付けば、もう10回以上読んでいる。
おすすめの一冊だ。
午後からは、いよいよ原書での読書をスタート。
選んだのはニール・サイモンの『おかしな二人』。
舞台でも演じたことがあり、大好きな作品だ。
英語版と日本語訳を膝の上に並べ、辞書を横に置いて読み進める。
……結果は二幕の途中でギブアップ。
やっぱり原書は簡単ではない。
それでも、一歩前進した気がした。
その後は英語のレジュメ作りも少し進める。
昼寝もして、本も読んで、少し勉強もした。
そんな穏やかな休日だった。
それでは、おやすみなさい。


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