NY通信Vol.126:カラオケの正しい発音!

朝8時起床。

1コマ目はアクティング。

授業では「Emotional Preparation(感情準備)」について、ピケがこんな質問をした。

「感情準備って、どうやる?」

ダーニャが模範的な答えを返す。

するとピケは、

「君の答えは100%正しい。でも、僕はもう一つ付け加えたい。それは**Dialogue(対話)**だ。」

と話し始めた。

彼は舞台へ出る前、想像上の世界にどっぷり浸かり、その中で相手と実際に対話をするという。

頭の中で考えるだけではなく、体を使って相手とやり取りすることで、自然に感情が生まれてくるという考え方だった。

感情準備で対話を「想像」したことは何度もある。

でも、実際に声に出して対話をしてみたことはなかった。

今度ぜひ試してみようと思う。

とはいえ、頭の中で一人対話することなら昔からよくやっている。

朝までは起きていられないので、途中で終わるのだけれど(笑)。

頭の中には6人の自分がいて、一つの問題について、それぞれ違う立場から主張し議論する。

最後に結論を出すのはやはり自分なのだが、意外と客観的な答えにたどり着くことが多い、、と思う。

2コマ目はバレエ。

ピルエットがようやく1回転できるようになったところで先生から、

「カツ、2回転やってみなさい。」

と言われた。

勢いよく回った結果――。

見事に仰向けで転倒。

まだ早かったらしい。

3コマ目はミュージック。

ダンとハロルドは、本人たちも認める通り歌が苦手だ。

それでも二人とも真面目に練習している。

そしてこの日、ハロルドがついに音程を取れた。

決して完璧ではない。

それでも、自分のことのようにうれしかった。

4コマ目はキングストン先生のアクティング。

この日の感情準備では、アリス、キンバリー、ベスが涙を流した。

特にキンバリーの静かな芝居はとても印象的だった。

設定は、

「父親から、女優になる夢を完全に諦めろと言われた。」

というもの。

20代前半のキンバリーやベスには強く響いたようだ。

一方、年上組は意外なほど冷静だった。

放課後はダンと話しながら帰宅。

英語が拙い僕の話にも、いつも最後まで付き合ってくれる、本当に優しい友人だ。

その帰り道、ダンが突然言った。

「カーツ、『カラオケ』はね、カ~ラオキって発音するんだよ。」

いやいや、それは違う(笑)。

「ダン、カラオケは日本で生まれた言葉だから、日本語の『カラオケ』でいいんだよ。ちなみに『カラ』は空っぽ、『オケ』はオーケストラの略なんだ。」

そう説明すると、とても驚いていた。

発音でもう一つ面白いことがある。

英語の発音教材には「HONDA」が載っているのだが、音声では「ホーンデュ」のように発音されている。

でも、そこだけは譲れない。

僕は毎回

「ホンダ!」

と読んでいる。

帰宅後は日課をこなした。

しかし計画を立て直してみると、全部合わせて5時間。

さすがにこれは続かない。

4か月続けるには無理がある。

もう一度現実的な計画を立て直そうと思う。

今日も一日、よく頑張った。

明日は、今日以上に頑張ろう。

それでは、おやすみなさい。

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