NY演劇留学記78|合同クラスで見た、想像力の限界を超えるアクティビティ

7時30分起床。

1コマ目、アクティング

今日はBクラスとの合同レッスンだった。

最初はカミルとアマンダ。

カミルのアクティビティは、

「亡くなった祖母になりきり、物忘れが進んだ祖父に思い出してもらうため、メイクと衣装で祖母を再現する」

というもの。

アマンダはギリシャ出身。

神秘的な雰囲気と低く落ち着いた声が印象的な、とても魅力的な女性だ。

二人は感情をぶつけ合いながら終了。とても見応えがあった。

続いてキャシーとクリスチャン。

キャシーは、

「病気の祖父のために思い出のアルバムを作る」

というアクティビティ。

クリスチャンはスウェーデン出身で、気さくな好青年。

二人とも落ち着いたやり取りで、いい雰囲気だった。

続いてアリスとノラ。

アリスのアクティビティは、恋人を迎えるための演出を細部まで準備するという設定だった。

ベッドや部屋全体を丁寧に整え、自分の衣装や小道具にも強いこだわりを見せる。

その間、お気に入りの妖しい音楽が流れ続ける。

アリスのアクティビティは「SMの準備をしながら、大好きな彼を待つ」という設定だった。おかしいと思ったんだ、ピッチピチのボンテージ衣装に着替えて、バッグからムチとろうそくが出て来て・・

一方のノラは、中東系の美しい顔立ちをした物静かな女性。

アリスの強烈な世界観に戸惑いながらも、懸命に向き合っていた。

最後はレビーとセバスチャン。

レビーは自画像を描く準備をしている最中にノックを受け、慌てて対応するというアクティビティ。

理由までは聞き取れなかったが、セバスチャンがまったく動じることなく自然に応じていたのが印象的だった。

まるで舞台のワンシーンを観ているような完成度だった。

合同クラスならではの、多彩なアプローチを見ることができ、とても刺激的な時間だった。

2コマ目、スピーチ

ひたすら励む。

3コマ目、ダンス

ひたすら励む。


放課後はクリスとリピーティング。

いい感触で終了した。

一度帰宅してコンタクトを外し、洗濯を済ませ、ビールを一本飲んでから、クラスメイトたちが集まるバーへ向かった。

英語が分からない時は、日本語で話すことにした。

もう気にしない。

マコーレのタバコを一本もらい、ハロルドから歌を教わる。

そして尿路結石で休んでいるマットに電話し、みんなで歌を歌って届けた。

すると彼は、以前僕が教えた日本語で、

「オマエ、ホントニイイヤツダナ!」

と言ってくれた。

思わず笑ってしまった。

ベスは僕の膝に座って、一生懸命話しかけてくる。

楽しい時間はあっという間に過ぎた。

帰り際、ハロルドとは拳を合わせて挨拶。

キャシー、キンバリ、ブリアナとはハグ。

帰る方向が同じダンと一緒に歩き、別れ際にもう一度拳を合わせて、

「いい週末を!」

と言って別れた。

ようやく休日だ。

今週は本当に長かった。

しっかり休んで、また来週頑張ろう。

それでは、おやすみなさい。

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