風邪もようやく回復し、久しぶりに本調子で迎えた一日。
この日はピケ先生のアクティングレッスン、歌詞暗記で挑んだミュージッククラス、そしてクイントン先生の演技指導と、学びの多い一日になりました。なかでも印象に残ったのは、「場所を生きること」が歌を大きく変えた瞬間でした。
相手に届く言葉とは
アクティングクラスでは、ピケ先生が「相手とのコミュニケーションが噛み合わない時」の考え方を教えてくれました。
まずは「I don’t like what you are doing.」、次に「Stop it.」「Fix it.」、そして理想は最初から「Answer me!」「Reach me!」と相手の心に直接飛び込むこと。
表面的なやり取りではなく、本当に相手に届く言葉を投げられるか。それが演技では何より重要なのだと改めて感じました。
コッド岬を歩きながら歌う
ミュージックでは『Old Cape Cod』を披露しました。
風邪の影響で十分な練習ができず、不安を抱えたまま本番へ。
そこで思いついたのが、「実際にケープコッドを歩いている」と想像することでした。
潮風を感じ、海を眺めながら歩く自分をイメージすると、不思議なほど歌詞が自然に出てきます。
気持ちも歌に乗り、クラス全体が盛り上がるステージになりました。
先生からは
“It’s very nice. There’s a lot of fun!”
という言葉もいただき、大きな自信になりました。
三週間練習してもうまくいかないこともあれば、二日間の練習でよい結果が出ることもある。
もちろん練習は欠かせませんが、「その場所を本当に生きること」の大切さを改めて実感した時間でした。
「Why?」を問い続ける
午後のクイントン先生のクラスでは、「Why?」という問いが何度も投げかけられます。
なぜその行動なのか。
なぜその感情なのか。
なぜその選択なのか。
答えを探し続けることで、芝居は少しずつ具体性を持ちはじめます。
演技とは、正解を探すことではなく、自分自身の理由を見つけ続ける作業なのだと感じました。
新しいシーンへ向けて
帰宅後は部屋を掃除し、新しいシーンの台本を翻訳。
会社を解雇された夫と、その会社を訴えるよう勧める妻。
また新しい役との出会いが始まります。
体調もようやく本調子。
焦らず、一歩ずつ積み重ねながら、次のレッスンへ向かおうと思います。


コメント