NY通信Vol.156:先輩来る!

ニューヨークのアパートで久しぶりに再会し笑顔を見せる仲間たち。

10時起床。

隣ではフリオもようやく目を覚ました。

土曜日の朝。

少し二日酔いの頭で、ゆっくりお茶を飲む。

これ以上ないくらい穏やかな時間だった。

その時、携帯電話が鳴る。

「今、家の前にいまーす!」

……え?

「WHAT!?」

慌てて外へ出ると、大きな荷物を抱えた劇団のA先輩が立っていた。

到着は4日の朝だと聞いていた。

今日はまだ3日。

どうやら日本時間のまま到着予定を連絡してくれていたらしい。

つまり、一日早く到着。

なんとも先輩らしい。

朝から大笑いしてしまった。

せっかくの土曜日。

今日は何もしないと決めていた。

まだ寝不足も残っている。

DVDを観たり、本を読んだり。

眠くなったら眠る。

そんな贅沢な時間を過ごす。

フリオも同じ。

起きて、本を読んで、また眠る。

休日らしい休日だった。

昼は二人におにぎりを作る。

夜はハヤシライスをたっぷり仕込んだ。

……ところが。

先輩は昼ご飯を食べたあと、そのままずっとソファで熟睡。

昼食前にも寝ていたから、通算すると10時間以上は眠っている。

どれだけ寝るんですか(笑)。

まるで赤ちゃんだ。

でも、その動じなさも、いかにも先輩らしい。

夜11時頃になって、ようやく目を覚ました。

せっかくだからと、三人でタイムズスクエアへ。

初めて目にするニューヨークの夜景に、

「よーっし、よーっし。」

を何度も繰り返す先輩。

その反応が妙に面白かった。

今日は、本当に何もしない一日だった。

でも、こういう日も悪くない。

先輩はこれから一週間滞在する。

きっと、またいろいろ面白いことが起きるだろう。

楽しみだ。

それでは、おやすみなさい。

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