NY通信Vol.144:初めての海外、後輩が来る!

初めてタイムズスクエアを訪れ、街のネオンに見入る旅行者のイメージ。

7時30分起床。

1コマ目はアクティング。

今日は全員が新しいパートナーと「繰り返し」を行った。

組み合わせが変わるだけで、教室の空気も大きく変わる。

マックスとダーニャ。

ダーニャの勝ち気なエネルギーに対し、マックスは相変わらず言葉が多い。

ダンとキャシー。

キャシーの持つ攻撃的なエネルギーを、ダンは真正面から受け止めていた。

レビーとベス。

二人とも根が明るく、相手を受け止めるタイプ。

だからこそ、お互いに遠慮が生まれ、少し噛み合わない。

レビーはそのことを指摘され、一日中落ち込んでいた。

キンバリーとアリス。

前半は鋭く切り込むキンバリーのペース。

しかし後半、アリスの深い愛情に包まれ、キンバリーは涙を流した。

マコーレとブリアナ。

二人とも「相手を受けてから自分を出す」タイプ。

似た者同士だからこそ、お互い動けなくなってしまう。

二人とも悔しそうだった。

マットとデイル。

まだ自意識が邪魔をしているデイル。

でも、あと一歩のところまで来ている気がする。

ハロルドとクリスも、冷静に相手を見るタイプ同士。

悪くはないが、なかなか大きな化学反応は起こらなかった。

カミルとジェイド。

この日はジェイドが、いつもよりずっと大人の男性に見えた。

そして最後は、ジョンと僕。

僕たちは、お互いに相手を理解しようとするタイプ。

最初は言葉が邪魔をして、なかなか心が届かない。

でも、「本当は分かり合いたい」という気持ちだけは同じだった。

その想いが、ある瞬間ぴたりと重なった。

一気に距離が縮まる。

ジョンが涙を流しながら僕の胸に飛び込んできた。

僕も涙が止まらなかった。

終わったあと、彼は笑いながら言った。

「こんなの初めてだ。」

ジミーは、本当に組み合わせがうまい。

似たタイプ同士を組ませて、それぞれの弱点を乗り越えさせようとしているのだ。

長い昼休みは、隣のジムで体を動かす。

午後はスピーチ、そしてミュージック。

どちらも集中して取り組んだ。

ただ、デイルには少し元気がないように見えた。

少し気になった。

放課後はベスと自主練習。

また笑顔で、

「You are so cute!」

と言われる。

「いや、俺もう34歳なんだけど。」

そう返すと、

「年齢なんて関係ないわ。」

と笑われた。

……これは褒め言葉として受け取っておこう。

帰宅後は歌の練習と宿題の発音記号を終わらせる。

すると劇団の後輩から電話が入った。

ミュージカルを観るため、一週間ニューヨークへ来たという。

しかも人生初の海外旅行。

せっかくなので、タイムズスクエアへ案内した。

巨大なネオンを見上げながら、目を丸くして驚く姿が印象的だった。

初めての買い物にも挑戦。

まるで「初めてのおつかい」を見ているようで、とても微笑ましい。

少しでも安心して楽しんでもらえたならうれしい。

お土産までいただいてしまった。

ありがとう。

体調もすっかり回復した。

今日も全力。

明日も、また全力でいこう。

それでは、おやすみなさい。

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