NY演劇留学記108|ブロードウェイ最終日に立ち会う

9時起床。

午前中は読書。

今日はスペインの劇作家、ガルシア・ロルカの『血の婚礼』『ベルナルダ・アルバの家』を読んだ。

昨日読んだユージン・オニールとはまったく違う。

大地に根ざした力強さと、乾いた熱を感じる作品だった。

この作家、好きだ。

特に印象に残った台詞がある。

「あの人の目を見ていると、あの人の血をゆっくり飲んでいるような気持ちになるの。」

……一度くらい言われてみたい台詞だ。

まあ、付き合うのは大変そうだけど。

午後になると、Eさんが遊びに来てくれた。

ウェルカムドリンクは、ジンとライムジュースで作るギムレット

日本から持ってきたシェーカーで、ニューヨーク初のカクテルづくり。

久しぶりにシャカシャカ振った。

料理は、

  • 豚汁
  • 炊き込みご飯
  • 山芋

ギムレットと豚汁という、不思議な組み合わせになったけれど(笑)、どれも大好評。

自分で言うのもなんだけど、本当においしかった。

お腹がいっぱいになったところで、ブロードウェイへ。

今日は**『High Fidelity』**を観る。

チケットはロッタリー(抽選販売)。

通常100ドルほどする席が、当たれば26ドル。

しかも最前列だ。

当選確率は25%くらいだろうか。

……当たった。

こういう運だけは昔から強い。

作品は、レコード店を営む主人公が、一度別れた恋人とよりを戻そうとする物語。

派手なストーリーではない。

でも、個性的な登場人物たちが次々に歌い踊り、十分に楽しめた。

批評はあまり良くなく、この日が打ち切り公演の最終日だったそうだ。

それでも実際に観てみると、学ぶことはたくさんあった。

観劇後はウェリントンホテルのロビーへ。

コーヒーとオレンジジュースを飲みながら、Eさんと演劇やニューヨークの話をゆっくりする。

ホテルのロビーって、不思議と少し贅沢な気分になれる。

意外とおすすめだ。

帰宅して、残っていた豚汁と炊き込みご飯をもう一度食べる。

……やっぱり、うまい。

今日も一日を思いきり楽しんだ。

明日は、もっと楽しもう。

それでは、おやすみなさい。

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