7時起床。
朝早く学校へ行き、レビーとシーン・スタディの自主練をする。
そして1コマ目、アクティング。
まずはカミルとキャシー。
真っ赤なドレスを着たキャシー。
部屋を完璧に整え、そこへ夫を奪われたカミルがやって来る。
設定は面白い。
でも、まだ何かが噛み合わない。
続いてブリアナとデイル。
細かな英語までは聞き取れなかったけれど、二人のやり取りはいい感じだった。
ダンとジェイド。
設計技師のダンのもとへ、悪い知らせを持った友人のジェイドがやって来る。
こちらも、まだ発展途上という印象だった。
そして、いよいよ僕とレビー。
正直、必死だった。
終わるとジミーが言った。
「二人とも、きちんとコミュニケーションが取れていた。そのまま続けなさい。」
うれしかった。
僕自身も手応えはあった。
ただ一つだけ感じたことがある。
レビーが、ほんの少しだけ英語のことで僕に気を遣っているようにも見えた。
2コマ目はバレエ。
講師のコールに言われた。
「カツはいつも端っこにいる。今日は前でやりなさい。」
実は僕、端っこが好きだ。
昔、シカゴでクラブへ行った時もそうだった。
隅っこで夢中になって踊っていたら、いつの間にか人だかりができて、周りのみんなが真似をして踊り始めた。
あの頃はバク転までしていたなぁ。
もちろん、バレエでバク転はしない。
でも今日も全力で励んだ。
3コマ目はミュージック。
4コマ目はクイントンのアクティング。
そして、また僕たちの番が回ってきた。
今日二度目のシーン・スタディだ。
クイントンは一度僕を部屋の外へ出した。
その間にレビーへ演技についていくつかアドバイスをし、
「カツに少し気を遣っているね。」
そう伝えたらしい。
そして、もう一度シーンをやる。
終わった。
クイントンが泣いていた。
一見するとシニカルな人だけれど、本当はとても感情豊かな人なのだ。
教室中が拍手に包まれる。
ジョンは帽子を脱ぐしぐさで敬意を表してくれた。
ハロルドは笑顔で握手を求めてくる。
僕自身もしばらく興奮がおさまらなかった。
帰宅後は歌の練習。
夜は、2号室に滞在していたイタリア人のフランチェスカのお別れディナーに招かれた。
えびカツ。
チキンカツ。
そして、たくさんの海苔巻き。
どれも本当においしかった。
今日は本当に盛りだくさんの一日だった。
そして、ものすごい充実感がある。
でも、まだまだだ。
冬休みまで、あと一週間ちょっと。
もっと成長したい。
それでは、おやすみなさい。


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