NY演劇留学記87|人口密度の高いアパートで、セリフを覚える夜

10時30分起床。

4連休の最終日。

昼過ぎ、先輩が出かける。

僕は家でセリフを覚える予定だった。

……のだが、本を読んでしまった。

先輩の妹さんが書いたという本。

さくっと読める本で、なかなか面白かった。

夕方からは、先輩、別の劇団の演出家、ニューヨークで役者をしている方、そして僕の4人で飲む。

隣では、イタリアから来ているフランチェスカ、インドネシア人のベン、2号室と4号室の住人たちが飲んでいる。

さらに1号室には韓国から友人が2人来ていて、3人暮らし状態。

今、このアパートには合計11人いる。

ドミトリーのようなこのアパートは狭い。一部屋5畳×4部屋。

12畳ほどの長細い共有スペースは一応ある。

とは言え、かなりの高人口密度。

演劇のこと、それぞれの近況、ニューヨークでの生活。

いろいろ話して、11時頃に解散した。

Kンドウさん、Kドウさん、楽しい時間をありがとうございました。

帰宅後、ふと思う。

セリフ、覚えなきゃ。

慌てて台本を開く。

そして、劇団で何度もダメ出しを受けてきた先輩の演出家に、相手役をしてもらう。

「よーし!」

と力んだ瞬間、

「そんなに力まない。力まない方が覚えられるよ」

と静かに言われた。

なんだか、姉さんに諭されているような感じだった。

かなり覚えた。

でも、まだ少しあやふやなところがある。

残りは明日の朝、早起きして仕上げることにする。

というわけで、4連休も終わり。

明日からまた全開でいく。

……と書いた瞬間、すでに力んでいる気がする。

Take my time.

それでは、おやすみなさい。

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