NY演劇留学記86|マンハッタンの部屋は時々「亜熱帯」になる

9時起床。

この部屋は、ときどき亜熱帯になる。

原因はセントラルヒーティング。

機嫌がいい日は、部屋が驚くほど暖かくなる。

だから僕は、一年中ほとんど半袖・半ズボンで過ごしている。

こんな生活は、小学4年生の頃、友達のじゅん君と

「一年中、半袖半ズボンで過ごせるか」

という勝負をして以来かもしれない。

ちなみにその勝負は、2月に風邪をひいた僕の負けだった。

それでも無理して半そでで登校しようとして母に怒られ、

すねにすねて逆に超厚着で登校するという微笑ましいエピソード付きです・・

夜になると部屋は「森」になる

この部屋には、もう一つ特徴がある。

夜になると、まるで森の中にいるようにいろいろな音が聞こえてくる。

「カーン、カーン」

「シューーー」

「ガリガリガリ」

ニューヨークのど真ん中とは思えないほど静かな部屋なのに、暖房が動き始めると急ににぎやかになる。

住み始めた頃は、

「隣で犯罪組織が銀行までトンネルを掘っているんじゃないか」

と本気で思い、しばらく探偵目線で周囲を調べたこともある。

今ではすっかり子守歌だ。

先輩、亜熱帯を初体験

そんな部屋に、日本から劇団の先輩がやって来た。

寒がりの先輩は、靴下まで履いて眠っていたらしい。

ところが夜中に暖房が本気を出した。

朝には、暑さで大変だったそうだ。

これもニューヨーク生活の思い出である。

セントラルパークへ

昼過ぎから一緒に外出。

まずは46丁目のブロードウェイ当日券案内所へ。

先輩は滞在中、できるだけ多くの舞台を観る予定だ。

その後は、お気に入りのセントラルパークへ。

ホットチョコレートを飲みながら、ストリートミュージシャンの演奏を聴く。

青空の下、とても気持ちのいい時間だった。

女子ばかりのホームパーティー

夜は、お世話になっている方の知人宅でホームパーティー。

日本人が7人集まり、

男性は僕ひとり。

鍋、餃子、手作りアイス。

どれも本当に美味しかった。

気づけば夜中2時。

帰宅後は、先輩の妹さんが出版された本を少し読んでから眠りについた。

この日記は翌日に書いている。

連休も残りあと一日。

明日はシーン・スタディのセリフを完璧に仕上げよう。

それでは。

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