朝7時30分起床。
教室へ行くと、話題はアカデミー賞一色だった。
「あの作品が取るべきだった。」
「いや、あの俳優の演技のほうが上だ。」
みんな好き勝手に喋る。
もちろん、自分のことは棚に上げて。
その様子が何とも微笑ましかった。
1コマ目はアクティング。
最初はマコーレ(悲)とアリス。
父親を亡くした悲しみの中にいるマコーレ。
そこへアリスが、
「コンドームを貸して。」
と訪ねてくる。
しかも本人は至って真剣。
ジミーは一言、
「もっと具体的に。」
とアドバイスする。
相変わらずアリスの設定は大胆だ。
続いてブリアナ(悲)とクリス(悲)。
アジア人との結婚を父親に反対された女性。
「イエローとは付き合うな。」
と言われたことへの抗議として、自分の体を黄色く塗るという設定だった。
もちろん、ブリアナに悪気はまったくない。
むしろ真剣に考えた結果のアイデアなのだ。
アメリカ人らしい率直さ、大らかさを感じた。
一方で、人によっては不快に感じるかもしれない。
ちなみに僕は本当になんともない。
文化や価値観の違いについて考えさせられる場面でもあった。
クリスとのやり取りは、いつものように温かく、とてもよかった。
キンバリーとハロルドも安定した内容。
そしてレビーとマット。
途中、マットがこんな表現を使った。
「まるで僕に18個も頭があるみたいな顔で見てるね。」
つまり、
「そんなに驚いているんだね。」
という意味だ。
英語には、こんな遠回しで不思議な言い回しが本当に多い。
二人は最後、お互いを抱きしめ、キスを交わしてシーンを終えた。
ジミーはこの日もレビーを絶賛していた。
昼休みは、まだ風邪が完全ではないので無理をせず体を動かす。
2コマ目はスピーチ。
3コマ目はミュージック。
どちらも集中して取り組んだ。
放課後はダンと歩いて帰宅。
日課を半分済ませ、夕食はまた手作りピザ。
これは完全に定番メニュー入りである。
夜、テレビでは、
「子どもを交換し、それぞれ別の家庭で二週間生活する」
という番組を放送していた。
双方の親を見ながら、
「何か少し感覚がずれている。」
そんな印象を受けた。
何がそう感じさせたのか。
それは改めてゆっくり考えてみたい。
今日は体調と相談しながら、無理をせず過ごした。
そして、ふと気づく。
留学期間は350日。
今日で、ちょうど半分が過ぎた。
早い。
あまりにも早い。
まだ「スーパーニューヨーカー」にはなれていない。
でも、焦っても仕方がない。
目の前の課題を一つずつ積み重ねていくだけだ。
最近は、帰国の日が近づくことよりも、
「もう少しここで学び続けたい。」
そんな気持ちのほうが強くなっている。
残りの時間も、自分のペースで。
一歩ずつ進んでいこう。
それでは、おやすみなさい。


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