
10時起床。
時差ぼけで2時間おきに目が覚める。
早く慣れたいので、無理やり起きた。
今日は、一人で地下鉄に乗る初日。
東京に出てきた時もそうだったが、やっぱりよくわからない。
メトロカード(1週間有効・24ドル)を購入し、駅のブースにいたおばちゃんに、
「グランドセントラルターミナルに行きたい」
と伝える。
しかし案内されたのは「グランドステーション」。
300メートルほど歩いて気づく。
……危ない、迷子になるところだった。
オーマイゴッド。
なんとか地下鉄に乗り、無事到着。
今度は、日本にいる時から連絡を取っていた「JONE不動産」を探す。
……が、全然見つからない。
そう、僕はかなりの方向音痴なのだ。
NYに来たからといって、それは治らない。
電話して場所を聞く。
「国連ビルが見えるでしょ?」
その国連ビルがまずわからない。
それでも、なんとか到着。
不動産屋での出会い
女性代表と初対面。
日本から、
「ぜひお手伝いさせてください」
とメールをくれていた人だ。
女性だったんだ……。
飛行機が遅れたことを伝えると、
「同僚に元CAがいるんだけどね、彼女いわく――」
僕から一切目をそらさず、30秒以上ノンストップで話し続ける。
NYでは日本人もエネルギッシュだ。
その後、担当の方に交代。
今度は僕のターンだった。
電話のかけ方、
電気屋、
本屋、
スポーツジム、
スーパー、
図書館――
NYでわからないことを全部聞く。
気づけば僕もかなりの勢いで質問していた。
「あ、今の自分も同じ感じかも」
と思い、一応こちらも目をそらさず話してみた。
部屋探し
その後、早速2件の物件を見に行くことに。
最終的には最初の物件に決めたのだが、もう一件がかなり強烈だった。
ロフトに住む、日本人の映画制作者のおじさん。
条件はこうだ。
「日本に行っている間、トカゲと金魚の世話をしてくれたら700ドル。」
……住む場所より、その人に興味がわいた。
NYでは、朝出た物件が夕方には決まることも普通らしい。
その場で決めないと、すぐなくなってしまう。
結局、トカゲのおじさんとは会わずじまい。
ちょっと残念だった。
新しい部屋
決めた部屋は、学校まで歩いて行ける場所だった。
家賃900ドル。
広さは6畳ほどで、寮のような雰囲気。
他に4人住んでいる。
水道・光熱費・インターネット込みなので悪くない。
オーナーは、日本びいきのパキスタン人。
15分ほど話したが、とても感じの良い人だった。
さらに、パキスタン料理までご馳走になる。
カレー味のマッシュポテトを揚げたような料理で、少しコロッケに似ていた。
ただし、入居できるのは10月1日から。
今すぐ移りたいが、それはできない。
今住んでいるチャンバー地区の部屋は、9月15日頃には出る約束になっていた。
明日は大家さんに、
「9月いっぱい住ませてほしい」
と交渉する予定だ。
とりあえず、住む場所はなんとかなりそう。
さて、どうなることやら。


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