休日2日目、悪寒と寒気が続く。
途中で何度か目は覚めたものの、ほとんど丸二日眠り続けていた。
なんとなく思った。
幼虫からさなぎへ変わる時って、こんな気持ちなんじゃないかと。
体の中がぐりぐりと作り替えられていくような感覚。
長い間たまっていた疲れやおりが全部流れ出ていくような感じだ。
この勢いで余分な脂肪まで消えてくれたらいいんだけど・・。
小学生の頃、カブトムシを卵から育てたことがある。
幼虫がさなぎになった時は嬉しくて、毎日のように土から出して眺めていた。
カブトムシの角は、さなぎの時は提灯のように小さく折りたたまれている。
羽化すると、それが伸びて立派な角になる。
そして、いよいよ脱皮。
生まれたばかりのカブトムシは真っ白だった。
少しずつ黒くなり、角も伸びていく。
……はずだった。
ところが、毎日触り過ぎたせいで、角がきれいに伸びなかった。
提灯をつぶしたような形のまま成虫になってしまった。
あの時は、本当に
「カブトムシさん、ごめんなさい。」
と思った。
……いや、何が言いたいかというと、
今は自分もさなぎの時間なんだろう。
無理に動かず、しっかり休もう。
そんなことを考えられるくらいには回復してきた。
それでは、おやすみなさい。


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