NY通信Vol.174:マコーレ、机をひっくり返す!

7時30分起床。

1コマ目はアクティング。

今日から即興の課題に新しいルールが加わった。

二人一組で行うこと自体は変わらない。

ただし、一人は自宅でアクティビティをしており、別の来客を待っている。

そこへ、感情準備を済ませたパートナーが突然やって来る。

つまり、パートナーの訪問は「予期せぬ出来事」なのだ。

この設定が加わるだけで、空気が一気に生き生きしてくる。

最初はダーニャ(喜)とベス(悲)。

ジミーが言う。

「”Hi.” や “OK, what do you want?” のような便利な台詞はいらない。」

「相手をよく観察し、一気にその人の真意へ飛び込め。」

熱い。

こういう指導は本当に好きだ。

そこで僕は質問した。

「二人が知り合いではなく、初対面という設定でもいいですか?」

ジミーは笑いながら答えた。

「それは今後やる。」

「今は、お互いを知っている関係でやろう。」

「……カツ、何か考えていたんだろ?」

「Yes… but OK.」

実は、

「亡くなった母から『あなたには父違いの弟がいる。この手紙をアメリカの弟へ届けて』と頼まれる。」

という設定を思いついていた。

ただ、その弟役がダン。

金髪、青い目の大男である。

……やっぱり少し無理があったかもしれない。

続いてアリスとマコーレ。

感情が激しくなりそうな場面を避けようとするアリス。

一方のマコーレは、ためらわず真っ向から飛び込んでいく。

本当に強くなった。

「I don’t want to push you.」

と優しく言うアリス。

しかし、そのままマコーレの目の前へ仁王立ち。

いやいや。

それが十分 “pushy” なんですけど。

ついにマコーレの怒りが爆発。

机を勢いよくひっくり返した。

思わず心の中で、

「寺内貫太郎一家か!」

とツッコミを入れてしまった。古くてごめんなさい・・

星一徹より、僕は断然こちら派である。

クリスとブリアナ。

クリスは鏡を見ながら髪を切るアクティビティを選ぶ。

健闘したものの、途中で止められてしまった。

少し惜しかった。

最後はマックスとジョン。

男同士らしい、ばかげた主導権争いが実に面白い。

途中でジミーもそのことを指摘していた。

最終的には、ジョンのほうが一歩リードした印象だった。

もちろん、「主導権を取った」という意味ではない。

無意味な主導権争いから先に抜け出せた、という意味である。

2コマ目はダンス。

3コマ目のミュージックは休講。

二年生のミュージカル発表会リハーサルがあるため、その時間はジムで体を鍛えた。

4コマ目はスピーチ。

ジムで夢中になりすぎて時間を勘違いし、こちらへ来て初めて遅刻してしまった。

放課後はジェイド、ダンと三人でリピティション。

とても面白かった。

帰宅後は日課を半分終え、お好み焼き風の夕食を作る。

これが思いのほか、おいしい。

クラスでは半分ほどが風邪をひいている。

それでも僕がまだ元気なのは、毎日のうがいのおかげかもしれない。

少し風邪の気配もあるので、今日は早めに寝ることにする。

アクティビティの準備は明日の朝。

今日もよく疲れた。

明日はもっと疲れよう。

それでは、おやすみなさい。

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