7時30分起床。
1コマ目、アクティング。
いよいよ、小道具を使ったシーン・スタディが始まった。
印象に残った場面だけ書いておこう。
まずはマコーレとキンバリ。
ジミーはマコーレに、
「キンバリがドアから入ってくることに最大限の注意を払え」
と何度も指摘する。
ドアから離れた位置に座らせたり、逆にドアのすぐ横に立たせたり。
相手が入ってくる瞬間を、どう受け取るか。
その感覚を徹底的に鍛えていた。
続いてダーニャとマックス。
セクシーなドレス姿で、必死に髪を整え、メイクをするダーニャ。
まるで獲物を狙う雌ライオン。
いや、メスカマキリか。
あるいは食虫植物のような妖しい空気まで漂わせていた。
迫力満点だった。
レビーとメリルの組は対照的だった。
メリルはまだ動きがぎこちない。
その一生懸命さが、なんともほほえましい。
レビーは少し焦っている様子。
三組とも、まだ完成形ではない。
でも、この先どう育っていくのか楽しみだ。
2コマ目はバレエ。
3コマ目はスピーチ。
今日もひたすら励む。
放課後は2年生のデイナと30分ほど日本語で話した。
なんと彼女、日本で1年間、役者・ダンサー・シンガーとして活動していたそうだ。
日本語も驚くほど流暢。
しかもかわいい。
カレーライスが大好物らしく、今度一緒に食べに行く約束をした。
久しぶりに、心の中の「ミッションランプ」が点灯した。
その後はアリスと自主練。
ここで一つ訂正。
ずっとアリスのことをポーランド出身だと思っていたけれど、実はアメリカ・ポートランド出身だった。
本人に確認して、かなり恥ずかしい思いをした。
ごめんなさい。
途中からレビーも加わる。
二人は本当に仲がいい。
自主練が終わると、今度はレビーとシーン・スタディの自主練。
もう自主練だらけで、何が何だかわからない(笑)。
帰宅すると、今日は先輩がニューヨークを発つ日だった。
「お礼に好きなものをごちそうするよ。」
そう言ってくれた。
僕がお願いしたのは、
「おいしいステーキを、お腹いっぱい食べたいです!」
向かったのは有名ステーキハウス「BLT Steak」。
ワインはカベルネ・ソーヴィニヨン。
前菜はレバーパテ、生牡蠣、ツナとアボカドのわさび醤油。
そしてメイン。
骨付きポーターハウスステーキ。
40オンス、約1.1kg。
もちろん二人で食べる。
さらにチーズ入りのパンとポテトグラタン。
デザートはレモンメレンゲパイとシャーベット。
もう、
うまーーーーーーい!!
の一言だった。
大満足で店を出る。
帰り道、途中の駅まで先輩を見送った。
このあと韓国へ渡り、また芝居を観たり友人に会ったりするらしい。
本当にエネルギッシュな人だ。
ニューヨークを思い切り楽しんでもらえたようで、僕もうれしかった。
帰宅後、新しい課題曲を聴く。
いい曲だ。
明日からまた、しっかり練習しよう。
今日は心もお腹も満腹。
それでは、おやすみなさい。


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