NY演劇留学記83|「怒り」は爆発させる前に伝えればいい

7時30分起床。

1コマ目はアクティング。

この日も、クラスメイトたちは強烈なアクティビティに挑戦していた。

ダーニャは「自分を傷つけた上司への復讐」。

マットは「コ○インを隠して運ぶための細工」。

犯罪や復讐といった極限の状況を設定する人が増えてきた。

僕のアクティビティは「プロポーズ」

僕のパートナーはマックス。

今回のアクティビティは、

「今夜プロポーズするため、キャンドルの中に指輪を仕込む」

というものだった。

雪だるま型のキャンドルに小さな仕掛けを施し、食事の途中で驚かせる。

火がつき、音が鳴り、転がり出た指輪を見つける。

そんな演出を考えていた。

昨今はサプライズ嫌いが多いが、僕はするのもされるのも嫌いではない。

実際にプロポーズするときも、きっと考えると思う。

アクティビティ自体はとても良い評価をもらえた。

「怒り」をどう表現するのか

リピーティングでは、以前から抱えていた疑問をジミーにぶつけてみた。

「本当に怒ったら、言葉なんて出ずに手が出てしまうと思います。それはどう考えればいいんですか?」

ジミーの答えは明快だった。

「君は怒りも言葉で表現しなければならない。途中で感じていることも、すべて相手に伝えるんだ。」

なるほど。

僕は嬉しい気持ちや楽しい気持ちは、少しでも感じたら、

そのプロセスも細かく相手に伝えられていた。

でも、怒りや不満のようなマイナスの感情は、無意識に抑え込んでいた。

だから爆発するまで何も言えなかった。

違った。

爆発する前から、少しずつ伝えていいんだ。

もちろん、まだ「わかった気がする」という段階だけれど、この感覚はとても大きな発見だった。

4コマ終了、そして4連休へ

午後はダンス、ミュージック、スピーチ。

今日は4コマ。

さすがにへとへとだった。

放課後はジェイドとレビーと3人で自主練。

雨が降ってきたのでスターバックスへ移動し、小さな声でリピーティングを続けた。

帰宅後はいつもの日課を終える。

そして明日からはサンクスギビング。

学校が始まって初めての長い連休だ。

もちろん休み中も日課は続けるつもりだけれど、まずは体を休めよう。

明日は思い切り二度寝する。

そんな幸せな気持ちでベッドに入った。

おやすみなさい。

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