6時40分起床。
朝早く学校へ行き、レビーと自主練。
1コマ目はアクティング。
まずはジョンとジャック。
相変わらずジャックは、自意識との格闘が続いている。
いかにも西洋的な大きな身振り。
喉から絞り出すような声。
ジミーから、
「Too much!」
と指摘され、ジャックは大きく落ち込んだ。
でも、そのあとジミーはこう続けた。
「君のことをいろいろ言う人はいるかもしれない。でも私は、君が自意識と戦っていることを知っている。そして必ず乗り越えられると信じている。」
なんていい先生なんだろう。
胸が熱くなった。
続いてキャシーとカミル。
キャシーも今、もがいている。
無意識に客席へ体を開いてしまう。
さらに、
「最初から怒ったり泣いたりする大きなシーンにはしたくなかった。」
と、自分で言い訳をしてしまう。
それに対してジミー。
「それは予期しているからだ。予期して大きくなるのと、予期せず自然にそうなるのは、まったく違う。」
まさに、その通りだと思った。
そして今日、一番印象に残った言葉。
「Take that off yourself!」
僕はこれを、
「殻を破れ。」
という意味で受け取った。
これまで何か月も続けてきたリピティションやシーン・スタディも、
結局は自分を守る殻を外すための訓練なのだと、改めて感じた。
次はブリアナとデイル。
デイルは、自意識のせいでシリアスになりきれない。
ジミーが言う。
「演技の途中で、自分や相手をチェックするな。それはセーフティーネットの中にいるようなものだ。君は怖がっている。」
これは苦しい。
自意識で固まっている人には、本当に痛い言葉だ。
デイルもかなり落ち込んでいた。
最後はダンとジェイド。
一度目は、正直よくなかった。
そこでジミーが二人にイマジナリー・サーカムスタンスについてアドバイスをする。
もう一度。
……まるで別人だった。
雇い主であるダンに、自分の苦しい状況を必死に訴えるジェイド。
僕は思わず泣いてしまった。
終わると教室中が拍手と歓声に包まれる。
19歳のジェイド。
涙の跡が残る顔で、満面の笑みを浮かべていた。
きっと今日、彼の中で何かが変わったのだと思う。
ちなみに僕はジェイドへ、よく日本語を教えている。
ハグをしながら、
「You did a very good job!」
と言うと、
彼は得意げに、
「イツモオセワニナッテオリマス。」
と返してきた。
最近のお気に入りらしい。
たぶん、日本の会社員より口にしている(笑)。
2コマ目はバレエ。
今日も最前列で汗を流す。
3コマ目はスピーチ。
放課後はすぐ帰宅。
歌の練習。
発音の練習。
スピーチの暗記。
そしてシーンについて考える。
イマジナリー・サーカムスタンスに、一つ新しいアイデアが浮かんだ。
明日、試してみよう。
楽しみだ。
明日は全ての授業で発表がある。
かなり盛りだくさんな一日になりそうだ。
Have fun!
さて、どうなることやら。
それでは、おやすみなさい。


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