【私のおすすめ本:悩みに効く】道は開ける 

悩みについて

仕事、お金、家庭、病気、人間関係、悩みごとつきませんよね?

悩みは分厚い壁となり、人生に立ちはだかり、心や体の健康を害してしまうことさえあります。

「一冊の本で悩みが解決するはずがない!」

どうか一度「道は開ける (著)デール・カーネギー」を読んでみてください。

「一冊の本が、人生を丸ごと変えてしまう力があることを、皆理解していない」

これは黒人活動家マルコムⅩの言葉。

「読書は他人が苦労して得たことを、たやすく手に入れさせてくれる」

これは哲学者ソクラテスの言葉。

時代を超え、他人の貴重な学びや気づきを、疑似体験できるのが読書です。

悩みの解決に至らずとも、必ずヒントやきっかけがあります。

どうやって悩みから解放されたか

「道は開ける (著)デール・カーネギー」

この本には、悩みの実例と具体的な解決法がたくさん書かれています。

悩みがある方の、考え方と実際の対処法がこれでもかと並んでいます。

今のあなたに刺さるエピソードもきっとあります。

1944年発売以来、全世界で1500万部、日本で300万部の大ベストセラー。

多くの人の心に残る本です。私自身が感銘を受けた言葉をいくつか紹介します。


今日一日の区切りで生きよ

〇戦時中、死傷者記録係として働くテッドの任務は、戦死者の記録です。

遺体を掘り起こし、その手荷物を愛する肉親や近親者のもとへ送り返す。

終わりのない激しい任務に、心身は消耗し15㎏痩せ、半狂乱になってしまいます。

すみずみまで診療した軍医は言います。

「テッド、君の病気は精神的なものだ。人生を砂時計と考えるんだ。

砂がくびれた部分を通るように、ゆっくりと一度に一粒の砂・・一つの仕事を片付けるんだ」

「一度に一粒の砂、一度に一つの仕事」その日以来彼は、それを実践し救われました。

〇専業主婦のシールズ夫人は、愛する夫を亡くし絶望します。

一文無しになり、車で百科事典の訪問販売の仕事をすることになりました。

一人で車を走らせ、たった一人で食事をするのは耐えられない苦痛でした。

百科事典は全く売れません。自分の人生を終わらせることも考えました。

そんなある日、ふと読んだ文章によって、失意の底から立ち上がり、生きていく勇気を与えられます。

夫人はその一句に終生感謝します。その一句とは、

「賢者には毎日が新しい人生である」

その句をタイプで打ち車の窓ガラスに貼り付け、毎日絶えずこれを見ていました。

一日だけ生きるなら、大して苦にならないことが分かりました。

昨日のことを忘れられるようになり、明日のことを気にかけなくなりました。

毎朝「今日は新しい人生だ」と自分に言い聞かせ、

その後孤独の不安や、貧困の恐怖を克服することができました。


荷物がどんなに重くても、日暮れまでなら、運ぶことができます。

仕事がどんなにつらくても、一日なら耐えることができます。

今日一日、太陽が没するまでなら、快活に、辛抱強く、親切に、貞淑に生きられます。

これこそが人生の秘訣なのです。

まだこない未来、過ぎさった過去にしばられるのをやめて、今日という日に全力を尽くす。

未来を思い悩むのではなく、未来のために今日を有効に使おう。

明日になったらジャムがあるとか、昨日だったらあったのにとか、それは今日のジャムでは絶対ない。

小さな子供は

「もっと大きくなったら」

大きな子供は

「大人になったら」

大人になったら

「結婚したら」

結婚したら

「退職したら」

そしてついに退職した時、過ぎし日の光景を思い、取り逃がしてしまった過去を思うのです。

そう!人生とは生きる最中、毎日毎時間の連続の中にある。

毎朝「今日は新しい人生だ。今日一日だけは精一杯生きよう」と自分に言い聞かせよう。

賢者には毎日が新しい人生である。」

悩み多い10代後半に、この本に出会って以降、数えきれないくらい読み返してきました。

その都度原点に立ち返り、同時に新しい気づきやアイデアを、数えきれないくらい受け取りました。

自分の根幹になっている、私史上一番おすすめの本です。

啓蒙書が苦手な方にはドキュメンタリーとしてでも、是非読んで頂きたいです。

きっといい出会いになります。おすすめです!

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