【NY演劇留学:7/263】 ニューヨーク初デート

 8時起床。学校始まるまでまだお休み。

1日だけ同居のアフリカ人女性、レヘマ(アフトじゃない!やっぱり聞き間違えてた)と朝お話しする。

朝食を作ってあげた。

 ゆで卵にパン、ウーロン茶とオレンジジュースだけだけど。

聞けばNY全く初めてらしい。

ここは日本男児の名にかけて、いろいろお話していたら成り行き上、

マンハッタンを案内することになる!

・・僕も上陸7日目なのに。

 12時頃に二人ででかける。彼女は地下鉄の乗り方もわからない。

地下鉄覚えたての僕が教えてあげる(苦笑)。

「セントラルパークでもいってみっか」

と一昨日自分も始めていったばっかりの場所に「俺の庭だけど」ばりに案内する(苦笑)。

僕はお弁当持参だ。彼女は後で買って食べたいとのこと。

 大きな直径20mくらいの岩の上で僕だけサンドウィッチをほおばる。

その後、セントパトリック寺院(僕も初めて・・)を眺めながらフィフスアベニューを南に下る。

もう何回も歩いてるので慣れたもんだ。

しまったぁぁああ!

ぼくは歩くの大好きなんだけど、彼女が!

「私、多分底が平らな靴を買ったほうがいいかも・・」

オーノー!オレとしたことが。彼女はビジネスシューズで歩いていたのだ、

しかも僕のペースにあわせて。ごめん、レヘマ!堪忍ね、全然気づかなかった・・

日本男児失格だ・・。いやむしろこれが日本男児か・・

いや違う!
僕の目指す日本男児は、一見ちょっとぶっきらぼうだけど、
全てお見通し、優しさ満載のはずだ・・と大反省・・・

 靴を買いに行く。

これも一昨日聞いたばかりの(苦笑)、ダフィーズという安くて品揃えがたくさんのお店に行った。

「この靴いいじゃん、その服にあうよ」

「でも高すぎる」

とかなんとか言いながら、ティンバランドの平底シューズ、30$を購入。

普通のカップルだ。店のすぐ前で履き替え、快適ウォーキング。

 「お腹がすいた」というのでファーストフードでハンバーガーを買い、

これまた昨日行ったばかりのNY市立図書館の脇の公園を

「俺のとっておき」とばかりに案内し(苦笑)、そこでお昼を食べる。

この頃にはもうかなり仲良くなっている。

 手持ちのフダをほぼ出し切ったところで彼女が

「これから着替えて上司のオフィスに行かなければ」

というので一旦アパートに帰る。

今度はタクシーでマンハッタンまで行く。

地下鉄にすればよかった・・運転荒いし、渋滞だしで気分が悪くなった。

一緒に上司のオフィスを捜してあげて別れる。

 その後僕は友達の家の「神道セミナー」に参加する。

発展途上国の植林計画(NGOオイスカ代表)や

日本の森再生計画(京都大名誉教授)のお話を聞いたり、

神道についてのビデオを見たりととてもよい時間を過ごす。

 また夕食をご馳走になった。

参加者20人以上だったんだけど夕食を用意してくれてた。ありがとう。

そして帰宅、9時過ぎてたので、帰り道ちょっと緊張しながら帰る。

でもほんと、だいぶ慣れた。ま、気は抜かないけどね。

 帰ってテレビを見ているとレヘマが帰ってきた。

上司が中華街に連れてってくれたらしくお土産に中華料理をくれた。

カメラも買ってもらったらしく、かなり嬉しそうに上機嫌で僕を撮ったりしていた。

かわいいじゃないか・・

 昨日一日だけの滞在予定がNYにはまったらしく

「今日も泊まってもいい?」

と言ってきた。

僕は全然ウェルカムなので「ノープロブレム!!」と応える。

もうすっかりお友達だ。

写真を見せながら、家族のことや、一緒に観ていた映画(テュームレイダー)で

途中スワヒリ語が出てきてあれこれお話する。

そして彼女は12時に寝た。

いやー、今日も最高だった。明日がもっと最高でありますように。

ではおやすみなさい。

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