【NY演劇留学:36/263】バランス棒で意識の分散

意識の分散

7時30分起床。15日目。1コマ目、アクティング。

 今日は僕がレビーと繰り返しをやった。レビーは今のところクラスの中で一番いい感じでリピーティングができている人だと思う。

 何回か繰り返しをやった後ジムに「カツもこの棒を指の上でバランスを取りながらやりなさい」と言われる。

昨日のカミルと一緒だ。繰り返し途中、頭で時々翻訳する瞬間を見られたのだと思う。バランス棒という仕事を一つ増やされた。

 でも・・僕はこういうバランス系は大得意なのだ。一歩も動かず、指の上で棒バランスでき続けちゃう。クラス中沸く。

ジムに「君はマスターオブ棒か、日本でマジシャンだったの?」と言われる。ジムに「トランプでお城を5段つくれ」という違う仕事を言われる。

 これは難しかった。お城を作りながらレビーに必死でこたえる。

レ「カモーン、カ~ツ!ユードンッリッスントゥミー(叫)!!」

克「ユーノウ!アイムリアリーリスニングトゥユー(叫)!!!!」。

クラス中また沸く。というわけで今回涙はなかったが、ちゃんと制御不能にさせられる。

 今日他にキャシー(副委員長タイプの女子)、ジェイド(生意気盛りの19歳男子)も棒バランスをさせられた。

ジェイドは棒バランスが全然できなくて「〇〇~ック!」を何回も繰り返してた。

ベジタリアンアクティングをするな 

今日のジムの印象的な一言に「アクティングはトラが肉を食べるようなものだ。私はベジタリアンアクティングは嫌いだ」というものだ。

誤解しないでほしいが、暑苦しい芝居をしろというわけではない、人や場所を含めたその場の環境に貪欲に喰らいつけというものだ。

その通りと心に刻んだ。

 2コマ目、ボイス。肺や横隔膜の働きについてビデオを見せられる。何言ってるのかほとんど聞き取れなかった・・。

ただ講師のラムジーによると「肺や横隔膜は骨ではない、要はケアの仕方次第でどうにでもなる」とのこと。そういうことなんだなと理解した。

 3コマ目、ダンス。ひたすら励む。

 放課後ベス(可愛)と自主練。同居人が俳優ユニオンに入ったというので顛末を聞く。

 帰宅後、ビールを飲む。そこに他の部屋の人も帰ってきたのでビールを勧める。軽い飲み会になった。

 僕の住んでいる所は寮みたいなイメージ、入り口入ると廊下兼くつろぎスペースが右手にあり、左手に5部屋並んでる。僕は3号室。

オーナーはパキスタン人。住人は今は全員日本人。10月から韓国人が一人来る。

 初交流会になった。途中こちらで知り合ったお友達も来た。

彼女にはおすすめのマルチビタミンを頼んでおいた。やっぱり健康は気になる。明日っから飲み始める。

 とにかくいろいろお話した。おもしろかった。ビール500ml三本とワインをグラスに3杯飲んですっかりいい気持ちになった。

明日は休日だ!遅くまで寝てよう。ではおやすみなさい。

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