【NY演劇留学:31/263】二度目のお引越し

休日二日目。8時起床、雨。

僕は雨男だ。大事な日はいつも雨。初デートもどしゃぶりだった、関係ないけど。

今日はお引越し。朝外出するお友達に、今までのお礼を言い見送る。

「手伝えなくてごめんね」と友達。

彼らは前から計画していたし、僕が思いがけず転がり込んで来ただけ。迷惑をかけたくなかった。

「とんでもない、問題ないよ」と送り出す。

その後一人で、さぁお引越し準備・・の前に、まずはお茶でも飲んで一服しよう。

30分たっちゃった・・

地下にある洗濯場に行き洗濯。その間にシャワーを浴び、洗面所を片付ける。

40分後地下に行き、乾燥スタート。ネットを見ながら、台所を片付ける。

40分後乾燥具合を見に行く。見知らぬおっちゃんが俺の洗濯物をさわっとる!

「失礼ですが!」と声をかける。

「これ君の?」と僕の洗濯物を抱えてる。いい気持ちはしない。

他の乾燥機は全て稼動中。稼動終了した僕の洗濯物を出そうとしていたのだ。

生乾きだったが、気の毒なのでそのまま部屋に持って帰った。

部屋で生乾き達を床に広げて乾かした。こっちは空気が乾燥してるのですぐ乾く。

その間、部屋を片づける。

お腹がすいたので昼ごはん。朝と同じミネストとポテサラの残り。

電話が鳴る。引越し先のオーナーからだ。

「今1時40分だけど約束の2時、これるかい?」

「ノーー!!」

10分遅れると伝え、大急ぎで荷物3個持ち、歩いて出かける。

雨は上がり晴れていた。気持ちいい。

15分遅れて新居到着。部屋に案内される。
前見て知ってたけど・・小さい・・窓がない。

「25mプール並のロフト」
      ↓
「20階最上階、眼下に広がるマンハッタン」
      ↓
「1階5畳窓無し、バストイレ共同」

波乱万丈伝だ。もう一度荷物を取りに帰り、合計7個の荷物を運び込んだ。

NYに来た時は3個だったので4個増えてる。

7時過ぎ、10月家賃を払い、部屋に落ち着く。

お腹がすいた。友達にもらったラーメンを2個食べる。一生懸命生きてると腹が減るのだ。

小さくて窓はないが、慣れるとそれはそれで快適なはず。

突然だけど僕はカラスを尊敬している。彼らはどこでも生きていける。

冬の山間部や東京のビルの谷間で残飯をあさる彼らのたくましさにいつも感心している。

適応力は師匠を見習いたい。ここを僕の住みやすいように、どんどん変えていく。

オーナーのパキスタン人が

「Is everything ok?」と尋ねてきた。

彼はいい人。部屋は狭いが、マンハッタンど真ん中でこの家賃は格安。前日も

「何かあったらすぐ言って(パキスタン訛)」とわざわざ電話をくれた。

共有スペースのルール等、いろいろ説明して帰っていった。

そして今、その部屋でこれを書いている。

今日でNY一ヶ月経過、明日から学校3週目が始まる。

時がたつのは本当にはやい。一秒も無駄にはできない。土日で充電完了だ。

明日っからまた超マックスで行く。というわけでおやすみなさい。

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