ご当地レトルトカレー店
起業して5年生存率は1割。9割が5年以内に潰れる・・
2013年開店、2015年黒字転換、2016年売上微増、そして2017年5年目突入です。
結果から言うと、2017年も売上微増240万、利益30万、潰れませんでしたが、我慢の時が続きます。
起業5年目くらいの皆さ、踏ん張り時です。ともに頑張りましょう!以下5年目で起こった事、感じた事です。
カレーはラーメンと並びもはや国民食と言っていいですよね。
全国にご当地ラーメンがあるように、ご当地カレーも存在するのはご存じでしょうか?
食べ比べとかしてみたくないですか?同じことを考えた人がいました。
「地カレー屋」さんというお店の営業の方から、ある日連絡がありました。
「商品を地カレー屋のラインナップに加えていいですか?」
もともと(地カレー屋さんの)社長が無類のカレー好きで、出張のたびに全国各地のカレーを食べ歩いていたそうです。
そこでご当地レトルトカレーの存在を知り、これを全部揃えて売ったら面白いんじゃないか、というのが発端とのことです。
そう、もともとカレーのお店ではなかったんです。地カレー屋は社長の道楽で始まったんです笑。
私もそういうおもしろい感じ、大好きなので即乗りました。販売経路が増えるのはとてもありがたい。
細々したことを決めて、コラボ開始です。それは今もずっと続いています。
雑誌の懸賞・イベント当選商品
「お宅の商品を雑誌の懸賞にしていいですか?」
「お宅の商品をイベントの当選商品にしていいですか?」
もう、ウェルカムウェルカムですよ笑。
雑誌懸賞欄にスパイスセット写真が掲載されているのを見て、感慨深いものを感じました。
イベント当選商品の方は、その会社が主催する全国各地で開かれるイベントで当選者が出るたびに、
ミックススパイスの注文が入るという、トリッキーな感慨がありました笑。
正直、両方手間はかかるのですが、そこは発展途中の営業努力で、
「なんでもやらせていただきます!」
の気持ちで取り組みました笑。担当の方も皆さんいい方で、今も気持ちよくお取引をさせて頂いています。
辛くないスパイス、キーマカレー投入
「子供に食べさせたいんですけど、辛くないカレースパイスはありますか?」
新商品の辛くないスパイスはお客様の声から生まれました。
辛いカレーが苦手な方や、子供さん向けということで開発しました。
既存の14種ミックススパイスからチリパウダーを抜き、ブラックペッパーを減らし、コリアンダーを増やし味を調え、美味しく調整しました。
俺のキーマカレーも新商品として売り出しました。
これはお客様の声ではなく、当時キーマカレーがブームでその波にサクっとのっかりました笑。
もちろん一から開発しました。研究の結果11種のスパイスで美味しいキーマカレースパイスができました。
キーマカレーのキーマとは、細かい物、ひき肉という意味です。
よく間違えられますがドライカレーとは違います。ドライカレーは単純に水分がないカレー。
キーマカレーはひき肉をつかったカレーという意味なので、インドなどでは汁だくだくのキーマカレーもあります笑。
新商品二つをひっさげ2017年も頑張りましたが、冒頭でも書いたように、結果は前年比、売上微増240万、利益30万でした。
まだまだ道は遠いです。でも私はこういう時、
燃えます!!
翌年新たなテコ入れをやります。ここまで読んで頂いてありがとうございました。
よろしければ続けてご覧くださいね。
次回「俳優がカレーのお店を出しました(8)300万円融資」
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