【長文読解の学習方法】
いよいよ長文読解の学習方法です。ノートはとらなくて大丈夫です。
長文読解は【文法】【単語】含む学習の集大成、集中力も試されます。
長文読解で「設問関連の所だけ読む」はおすすめしません。
ある程度実力がないと、何度か読み返すことになり、タイムロスになります。
結局「頭から順に長文を読んで問題を解いた方が早い」というのが私の結論です。
ただし!長文を読む前に、その設問3~4問は事前に読んで、何を問われているのか把握して下さい。これは必須です!
「設問の回答を探しながら頭から順に長文を読む」
これがコツです。もちろん人それぞれですので、自分にあったやり方を見つけてくださいね。
参考までに私のTOEICリーディングの解き方です。
まず長文読解160前後~200をやります、時間は40分。残り35分で101~160前後をやります。
頭がフレッシュな内に長文読解をやってしまうという方法です。おすすめです。
長文読解の学習方法に戻ります。
(1)【TOEICテスト公式問題集 新形式問題対応編】と【TOEICテスト新形式精選模試リーディング1~3】
時間制限なしでじっくり取り組みます。
(2)【公式TOEIC Listening & Reading 問題集 1~7】
時間制限ありでやります。
時間制限なしでじっくり問題を解く
【TOEICテスト公式問題集 新形式問題対応編】 からやりましょう。
TOEIC試験と同じ形でサンプル問題、テスト1,テスト2とわかれています。
まずリーディングパートのみやります。(リスニングパート、付属のCDはリスニングの勉強の時に使います。)
サンプル問題は無視していいです。
テスト1のリーディングテスト、PART5(101~130)からやりましょう。
ここでは文法と単語の知識が試されます。時間を気にせずじっくり取り組みましょう。
問題がわからなくても、あてずっぽうで選ぶのではなく、自分なりの理由を考えて選んでください。
PART5が済んだら答え合わせして、間違えたところを学習してください。
単語学習の時のように問題の左側にチェックはやめてください。
チェックがあると「これは過去に間違えた問題だ」と変に選択肢だけ覚えてしまう恐れがあるからです。
ここでの学習はPARTごとにやることをおすすめします。
細切れ学習で、飽きたり心が折れるのを防ぐ、モチベーション維持できます。
もちろんご自分にあうやり方にアレンジしてもらって構いません。
PART5の答え合わせと学習が済んだら、再テストはせず次に進みます!
*設問文章を忘れるよう再テスト迄ある程度時間をおくこと。
読解は、単語や文法などの暗記とは違う学習方法を強くおすすめします。
PART6(131~146)をやります。同じく時間を気にせずじっくり問題に取り組みます。
ここは文章の前後のつながりなど、短文の読解力がいります。着実に力がつきます。
PART6が済んだら答え合わせと学習。再テストはせず次に進みます!
PART7(147~200)をやります。短文問題と長文問題をわけてやるのもおすすめです。
具体的には(147~160)迄、(161~180)迄、(181~200)です。
PART7が済んだら答え合わせと学習。ここでもじっくり時間をかけてください。あせらない。
なぜ間違えたのか?なぜその答えになるのか?きちんと理解することがすごく大切です。
同じ要領でテスト2もやってください。
テスト2が済んだら、再度テスト1をやります。時間の制限はなしです。じっくり解いて再度答え合わせと学習。
そして再度テスト2をやる。これを2回も繰り返せばかなり力がつきます。
【TOEICテスト新形式精選模試リーディング1~3】はリーディングテストばかりの問題集です。
これも同じ要領で2回繰り返せばもう無敵!読解力すごいことになっているでしょう。
時間の制限ありで、早く問題を解く
いよいよ【公式TOEIC Listening & Reading 問題集 1~7】 の出番です。
この問題集はTOEIC主催者の公式問題集で良問ばかりです。
これを使って力試しをします。
各問題集にテストが2個ずつあります。問題集1~7、全部で14回テストを受けられます。
リーディングパートのみ(問題101~200迄)を実際の時間75分以内で解いてください。
絶対時間オーバーしてはダメです。きっちりタイマーかけて時間になったら鉛筆を置くこと。
ここで自分を甘やかしたら意味ありません。厳しく!!!
各回終わったら答え合わせと学習をしてください。点数は記録することをおすすめします。
これは何回繰り返してもいいです。繰り返せば繰り返すほど学習効果が高まります。
ちなみに私は10回以上繰り返しました。10回目は当然ですけどほぼ満点になります。それでも間違える問題はあります。
TOEICテストは時間配分が肝です。リーディング100問を75分で解かなければなりません。
単純計算1問45秒です。最初は時間が足りず、最終問題までたどりつかず終了、というのが多いです。
冒頭にも書きましたが私のやり方をもう少し詳しく解説します。
問題101~160辺りまでは短文問題。160~200が長文問題。
私はまだ頭がフレッシュな内に後半160~200の長文をやり、残り時間で前半101~160の問題を解く。
長文問題160辺り~200まで。1問1分で全40分。
101~130辺りの穴埋めは1問25秒で13分。130~160辺り1問40秒で22分。
具体的に書くと細かいですけど、こんな感じの時間配分です。
テスト前答案シートの問題番号の上に目安時間をメモします。提出時消して下さいね。
【例:14:00開始、14:45からリーディングテスト。
15:25(200問目)、15:38(130問目)、16:00(160問目)とメモ】
上記はあくまで私のやり方です。真似する必要はありません。
学習を進めていく中でご自分にあうやり方を確立しましょう。
まとめ
- 時間の制限なしにじっくり問題を解く
【TOEICテスト公式問題集 新形式問題対応編】【TOEICテスト新形式精選模試リーディング1~3】
時間制限なしにじっくり学習して力をつけましょう。テスト→答え合わせと学習→テストを2回程繰り返せば相当力がつきます。
- 時間制限ありで早く問題を解く
【公式TOEIC Listening & Reading 問題集 1~7】
実際のTOEICテスト時間、75分でリーディング100問を解きましょう。
テスト→答え合わせと学習→テストをできる限り多く繰り返しましょう。
自分なりの時間配分と問題の解き方を確立しましょう。
点数を記録してモチベーションを維持しましょう。
心がおれそうになったら「なぜTOEICの勉強をしているのか」
「自分はTOEICを通してどうなりたいのか」等、
最初の目的に立ち返ってモチベーション維持に努めてください。
健闘を祈ります!!
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