【NY演劇留学:39/263】絵が喋った!

この教室に殺人者がいる。それは我慢強さとセラピストだ

 7時起床。16日目。朝宿題の残りをする。

 1コマ目、アクティング。一つ誤解してた。先週の棒バランス、「意識の分散のため」と書いた。その理由はもちろんあるのだが、どうやら棒バランスそれ自体が既にリピーティングの次の段階らしい。

 土曜日に会った、学校卒業生の日本人俳優の方(NY通信Vol.37)からも聞いたし、なるほどなるほど今日は初めの組から棒バランス、もしくはジャグリングをやらせている。そうかぁ、次の段階だったんだなぁ。でもボク、ジャグリングもできちゃうなぁ・・。

 その卒業生によると細かい段階にわけて、徐々に負荷をかけながらリピーティングをやっていくらしい。いろいろ聞いたが今は書かない。おいおい書きます。

 ところで繰り返しの最中に「Deal with it!」という言葉がよくでてくる。今いちピンとこなかったんだけど、今日メリルが別の言葉で教えてくれた。「Accept it(受け入れろ)!」「Face it(向き合え)!」ということらしい。そっちの方がわかりやすいと思うんだけどなぁ。

 今日気になったジムの一言は「この教室に殺人者がいる。それは我慢強さとセラピストだ」だ。リピーティングに我慢強さと分析は不要ということを強く言ったものだ。

 それにしてもデイル(賢いチャイニーズアメリカン)はなかなかさらけださないなぁ。マックス(イケメンユダヤ人)は繰り返す度に表情がデスマスクみたいになってくなぁ。ストラグル(もがく)してるみたいだ。いいことだ。

 クリスとキャシーは「(駆け引きだらけで)ビジネスネゴシエーションみたいだ」とつっこまれてたし、今日は何となく皆のってないな。ま、This is Monday’s morning こういう日もあるわな。

 2コマ目、スピーチ。ひたすら励む。

 3コマ目、ミュージック。「THE ROSE」だ。どういう手順で進んでいくかわかった。各班ごとに5つのステップを踏む。毎回1班がデモンストレーションとして前でやる。

 僕は5班なので18日にデモンストレーション!どうなる。スタンドマイク用意してもらうのか!いつもカラオケで頼むように。ほとんどのお店で「ございません」って言われるけど。さあどうする!

 放課後受付のルースおばあちゃんに新しい新聞記事をもらう。近いうちにまた話しに行く。

 その後帰宅。自習の繰り返しはスピーチの空き時間に、今日の相手ヘスと既に20分やったのだ。

絵が喋った!

 夜、朗読(無料!)を観に行った。朗読と言っても戯曲を座って読む、リーディングだ。タイトルは「The Last Train」。またしても2割しか聴き取れなかった・・。内容は「絵」が主人公だ。第二次大戦中、ドイツ軍によってピカソ、ゴッホ、ロートレック等々の絵が盗まれた。それらを運ぶ列車の中でのお話。そう絵がしゃべる。

 うーん、2割しか聴き取れなかったのでえらそうなことは言えないが、設定のスペシャリティが感じられなかった。一緒に観てたペセタ(スウェーデン人英語ぺらぺら)もその点は同意した。

 いずれにしろ I really want to understand what they are talking about!!! なのは間違いない。三ヵ月後見とれよ~!というわけで明日は今日よりもっとやる。おやすみなさい。

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